障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

日本は老人大国。みんなスローモーション。

昨日、区役所へ行ってきました。

で、1つ気づいたことがあります。


☆☆☆


自分はほとんど家に篭って執筆活動ばかりしているのですが、区役所まで歩く道中と区役所内でのすれ違った人間を見て、2つ思うことがありました。


1つはほとんどが老人であり、若い人がもういないこと。区役所まで1.5kmくらいの道を歩いていたのに、40歳以下の人間には一度も出会いませんでした。


この国は衰退を継続させているんだと実感しました。


もう1つは、区役所内の人間もそうなんだけど、みんな動きがスローモーションなのです。ゆっくりとした動作で歩いたり、椅子に腰を降ろしたりしているのです。


この前、ユーチューバーのヒカルが「俺は絶対に負けねえ!何が何でも成り上がってやる!!」みたいなことをツイッターで言ったら、すぐに炎上しました。


戦後この国を作った人たちは全員が情熱的な人たちでした。野心に溢れ、立身出世のために一生懸命に働きました。


朝も昼も夜も関係なしに、ただただ焼け野原を見て、同期の人間の半数以上が戦死し、両親も空爆で死んじゃってそんななか、敗戦国の日本は「野心的な人間に支えられて」戦後の復興を成し遂げることができたのです。


ホンダを創業した本田宗一郎Panasonicを創業した松下幸之助。そしてSONY共同創業者の井深大盛田昭夫。みんな情熱的で闘志に溢れた人たちでした。


いま、彼らと同じ情熱を注いで野心的に行動すると、日本人は「みんなと一緒のことをしようよ」「一人だけお金持ちになるのはずるいよ」と努力する人間を批判してくるのです。


私は区役所への順路のなかでずっと考察してました。こういう弱い人たちと私はブログで競走しているんだ、と。


いま、このブログは1年間1日1万文字ずつ発狂するように執筆して、上位1%のところまで達しました。


私たちブロガーはこういう「弱い日本人」と戦っているのです。全然恐くないよね。そう思っています。


みんなゆっくりと生きればいい。私は情熱的に生きるから。1分1秒を大切にして、そのすべての時間を仕事に捧げるから。


自分たちでは何も生み出さず、他人を批判していればいい。私は他人を批判する時間すらもが惜しい。すべてを仕事に捧げたいのだ。


そんなことを思って区役所から帰ってきたのでした。