障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

努力しないで漂ってる日本人多すぎw。

ネットのインタビュー記事とか失敗経験のルポタージュ記事とかを読んでいると、一つの法則性があることに気づきます。


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たとえば、東洋経済Webにあった非正規社員郵便局員の話です。非正規社員でもう10年以上郵便局で勤めてきたのに昇給できない。


正社員と同じ仕事をしているのに、彼らより月給が10万円以上少なく、有給も取れない。


部下のマネジメントまで非正規社員でしているのに、役職手当も付かない。と、「ぼやき」と「嘆き」だけが書かれていて、記事は終わってしまいます。


この郵便局員非正規社員は、その現実に直面して何もしていないのです。


私だったら部下のマネジメント経験があるならば、転職サイト、たとえばワークポートあたりに登録して職務経歴書にマネジメントスキルを具体的に執筆して、どれくらいの部下を何ヶ月で1人前にできたのかの成果を詳細に書き込んで、1ヶ月に100件のペースで企業に応募します。


たぶん、3ヶ月で300社は受けるから、3ヶ月以内に正社員になって、郵便局とはまったく別の会社で、異なる役職と給与と仕事をしていると思います。


マネジメントスキルなんて出来る日本人はいま極少数です。日本人は皆、コミュニケーション能力が低いのです。


だけど、この非正規社員は行動を起こさず、何もせず、ただただ郵便局を批判しているだけです。


それって無職が政治家批判しているのとあまり変わりません。


無職から政治家になって世の中変えてやるという日本人が、平成時代には誰一人存在しないのです。


だから、選挙倍率が2倍程度の市町村では2人に1人が当選するため、若者にもいくらでもチャンスがあるのですが、政治家を批判するのに、誰も政治家になろうとはしないのです。


もう1つ、ライブドアのニュースで30代の女性非正規社員の貧困について書かれていました。


手取り15万円で7万円のマンションに引っ越したら、生活が苦しくてユニクロの服すら買うことができません。


と嘆いていました。元々は実家で暮らしていたのに、実家の片親が再婚するため家を出て行かざるを得なくなり、


郊外にある1DKの7万円のマンションに引っ越したら、もう生活が苦しいと言うのです。


彼女は、4万円くらいのアパートに引っ越せばよかったのでしょうか?と嘆いています。


そして、解決策(答え)は既に自分のなかで出ているのに、嘆くだけで人に頼ろうとしたり、ぼやいているだけです。


それって郊外で駅から徒歩15分の4.5万円のワンルームアパートに引越しすれば、2.5万円のキャッシュフロー(現金)が生まれるのだから、


毎月2.5万円も使える金が増えれば、ユニクロの服なんて10着以上買い放題なんじゃないの?


って突っ込みたかったのですが、本人は嘆くばかりで何の行動も起こさないのです。


成功体験のない貧乏人は、自ら動くというスキルがありません。見ていて痛々しいです。


変化とは常に状況を好転するものではなく、良くなったり悪くなったりします。


だけど、今が最悪なのであれば、とりあえず行動してみるだけで状況は好転する可能性が極めて高いのに、それすらもしない。

基本的に馬鹿は動いてナンボです。動くことはお得なのです。


たとえば、小説のコンクールに1年で10回応募して9回落選したとしても、別に警察に捕まったり刑務所に収監されたりしません。


落ちても損はしないのです。ただ落ち込むだけです。


で、残りの1回で「すばる文学賞」でも「新潮新人賞」でも何でもいいので新人作家の登竜門的賞を受賞すれば、その後出版社や編集者とのつながりが出来て、道が開けてきます。


なぜなら、この出版不況の最中、どの出版社だって気鋭の新人作家を手放したいとは思えないためです。なのでそこから道はどんどん開けていきます。


でも、最初に「応募しない」という選択肢を取ってしまったら、すべてが終わります。何も始まりません。


別に10回落ちたって20回落ちたって1回受かりゃいいんです。


自分も6回会社に内定するのに300回くらい会社受けましたが、1回内定してしまえば、その前に何回落ちたって問題ないと思っています。


数をこなすこと。チャンスがあればそれを掴むためにアクションをひたすら起こしまくること。


ただそれだけのことなのに。こんなに簡単なことも現代の日本人は、やらなくなってしまいました。努力しないでただただ漂っているのです。


どんな身分やねん!弱者は吐くほど挑戦しろや!と、障害者の私は思っています。