障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

夏風邪とAmazonの文化破壊について

夏風邪を引きました。

今、熱が出たり出なかったりしてます。


☆☆☆


夏風邪を引いた理由は2つあると思ってます。


1つは、先日ドラッグストアにバルサン買いに行ったら、店内の気温と外の気温に温度差がありすぎるため、店内に入るとTシャツが汗で濡れているから、ものすごく寒い思いをしてしまったためです。


ダニアースの最強バルサンが見つからずw、何店舗も巡ってさらに晩飯買いにスーパーへ寄って、飯食った後バルサン焚いて1.5時間外でウロウロしたり、


ブックオフで本買ったり漫画本立ち読みしたりして、1.5時間潰して、帰って来て、寝て起きたら次の日発熱してました。


前に元2ちゃんねる管理人の西村ひろゆき氏と堀江さんがAmazonの文化破壊について対談されていました。


特に東京の場合、人口密度が極めて高いことからAmazonがあると夏に家の外に出ないでも生鮮食品を通販ですべて取り揃えられる為、真夏に一歩も家の外に出ないで生活できると言うのです。


確かに、若者はもう家の外に出ないでも、すべての友達とネットでつながっている為、家の外に出て遊ぶ必要すらありません。


会いに行くという概念がもう現代社会にはないのです。Skypeでの無料テレビ電話もできるし、Lineもツイッターもある時代です。


世界中どこに居たって、誰とでもつながることができてしまえるのです。


実際、現代日本においては、海にも若者・老人それぞれ、もうあまり人がいません。


異常気象による温度の上昇とICT(情報通信技術)の発達によって、家の外に出るのはより困難になり、また、家の中で遊ぶことがより快適になったためです。


ITリデラシーが高ければ、私のようにわざわざ店舗に行くこともなく、そのため、コンビニやスーパーやドラッグストアの冷たい気温と外の蒸し暑い気温の落差で夏風邪を引くこともありません。


格言にあるとおり「夏風邪は馬鹿が引く」は、間違いではないということを私は知ったのでした。


また、Amazonの人間が外に出るという人間の文化そのものを壊してしまうという論理も、それによって、夏風邪を引く人が減少するのであれば、


それは家の外に出なくても生活が成り立つというより快適な新しい文化になるのではないかと、熱っぽい頭で考察してました。


夏風邪を私が引いた理由はもうひとつあります。それは、自分に対して厳しすぎるからです。


体調が悪かろうとも、発熱していようとも、ゲロ吐いて倒れた日であろうとも、私は1日1万文字のブログ執筆のノルマを自分に科していました。


体調が悪くて起きれないときも強引に起きて、1万文字の文章を書かせました。


また、蒸し暑くて1.5時間くらいしか眠れない日々であっても、体の悲鳴を無視して1日1万文字ずつの文章を書くという行為をストイックに貫徹させました。

だから夏風邪が治らないのだと思います。


哲学的に己を律し、感情よりも理性を優先し、怒ったり泣いたり苦しいという感情を顔に出したりもせず、機械的に生活するのはメンタル(精神面)では慣れてしまうものの、体が追いついてきてはくれないのです。


あまりにたぎる情熱があっても、発熱してしまったら、体が思うように動いてはくれないのです。


精神は肉体の外へ行くことができず、体という檻のなかで身体を動かすという行為でしか生きられないことに不快感を感じます。


耐え忍びながらも好きなことに思う存分夢中になり、熱を出しながらも、文章執筆に没頭し、粘り強く1つのスキルだけを磨き上げていくしかありません。


成果はあまりにも出すぎたけれども、それでも慢心せず、理性の制御によって、表情に臆面にも出さずに透徹していく。


それでいて、絶えず変化し、時代の変遷にキャッチアップ(追いつくこと)していく。


多くの行動を並列的・複合的に行うことで打席に立つ回数を増やしていく。


これらの事柄を意識して、眼と耳の障害者(盲ろう者)である私は、今を生きているのです。


熱出して、胃酸が出過ぎて動けない体で、そんなことを考えていました。

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