障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

楽な道へ戻ろうとする本能と戦う意思について

2つ前の会社での私の実績は、3年間企業ホームページを運用してアクセス数を70%増やしたことだった。

前の会社での成果は、自分一人でサイトを開設して、コンテンツを作れたことだった。


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いま、このブログを運営し始めて11ヶ月になるが、前の会社の企業ホームページよりも、その前の会社の企業ホームページよりも、アクセス数が多い。


鬼のような成果が出ている。2017年5月などは月間アクセス数が2倍になったほどである。


ゼロからブログを開設し、月間アクセス数7,826まで達したのだ。ブログランキングでは上位1%台である。


最近思うことがある。本能で意識しないで思考していると、また正社員に戻りたいと思ってしまうのだ。


なぜなら、月間アクセス数7,826では生計を立てることは出来ないからだ。


月間アクセス数7,826では生計を立てられることはできないが、一般的なベンチャー企業のアクセス数と比較すると、ゆうに2倍以上の閲覧者がこのブログにやってきていることになる。


従業員数100人とか200人程度の中小企業であれば、月間アクセス数は2,000程度なのだ。


だから高待遇で正社員に戻れると、私は自己利益の最大化のために考察してしまうのだ。

月間アクセス数7,826では一人で生計を立てられることはできない。


だが、正社員としてであれば、それなりに多くのお給料を受け取ることができるから、正社員のほうがフリーランスよりもお得だというインセンティブ(動機)が私のなかで論理的に正社員に戻ったほうがお得だと判断を下してしまうのである。


だけど、この楽なほうへ楽なほうへと戻ろうとする本能に突き進んでしまうと、フリーランスとして大成することはできなくなってしまう。


月間アクセス数を100万とか200万とかまで持っていき、年収を広告宣伝費だけで1,000万円とか2,000万円とかまで持っていくには、この困難な道を突き進まなければいけないのである。


正社員になってしまったら、自分のブログを拡張する時間が取れなくなってしまうし、仕事に忙殺されてしまい、体力が消耗してしまい、家に帰ったらクタクタになって寝てしまい、ブログを更新することはできないだろう。

楽な道へと進んではいけない。本能のまま突き進んではいけない。


この困難な道を突っ走らなければいけないのだと自分に言い聞かせながら、職探しをしないで今、死ぬほど家で働いているのである。


無意識のまま思考すると人間は楽な道へと突き進もうと言う快楽にとらわれる。


それが本能だと自覚し、初心を貫徹するために大志を成し遂げるためには、どちらの道を選択しなければいけないのかを鉄の理性によって判断しなければ、己の志したフリーランスとして大成するという大目標から反れてしまうのである。


楽な道へと向かってはならない。安寧をむさぼってはいけないのだ。


この困難な道を進むと決めたのだから、どれだけ大変で長時間労働が当たり前で体調が悪化して病院通いしようとも、前へ前へ初心を貫徹して突き進むべきなのだ。

と、己に言い聞かせている最中なのである。


どうしても楽な道へと反れてしまいそうになるから、それが本能なのだと自覚し、理性という名の鉄槌を持って己を律していかなければならないと考えている。


規律を持って、己の尻を己で引っ叩いて、自制し、理性を前面に出して生きていけたらと思っている。


こういうとき、哲学がとても役に立つと認識させられるのである。