障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

障害者への偏見がなくならない理由

今、車椅子障害者(肢体不自由)の木島さんと、バニラエアというLCC(格安料金の航空会社)がクレーマーだとか、障害者へ配慮しろだとか、下品な論争でネットが大炎上してます。


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炎上後ウチのサイトの1日のアクセス数はこうなりました。


■2017年6月29日の人気記事ランキング

6月29日の人気記事

1位の記事は「障害者 偉そう」で検索流入し、11位の記事は「障害者 特別扱い」、17位の記事は「障害者 甘え」で大体は検索エンジンから入ってきます。


障害者側は格安料金のLCCに赤字覚悟で手厚いサービスを提供しろと怒り狂い、LCCを擁護する側は、障害者だけ特別扱いしたら採算が取れなくて、会社が経営できないと怒り狂う。


障害者の木島さんは、バニラエアの「車椅子の方は事前連絡をしてください」というルールを無視し、過去4回搭乗を拒否され、今回も事前連絡なしで搭乗しました。


そして、タラップを這いずり回り、怒り狂う自演を見せて障害者差別禁止法に違反するとして、テレビ局と新聞社と国土交通省と鹿児島県と大阪府に電話を掛け、差別だと訴えました(クズすぎるwww)。

そうすることで、テレビに出演し、自身の公演料を吊り上げました。


私的に思うのは、実にどうでもいい話なのですが、大の大人が炎上マーケティングすんなやゴルァアアアア!!!


が、一般的な自分の回答です。それにより、今日もあちこちの障害者施設で、他の大勢の障害者が差別を受け、ツバを吐かれ、暴力を振るわれているのですよ。


ウチのサイトですら、「障害者 偉そう」で1日40回以上アクセスされているんです。


障害者の偏見が偏見ではなく、こういう人ばかりなんだと世間に見せつけ、木島さんはテレビ出演と公演料とブログの広告宣伝費で莫大な利益を獲得し、他の大多数の障害者はいつにも増して、常に差別されているのに、いままで以上に馬鹿にされます。


実に、実にどうでもいい話ですが、自己利益の最大化のために他者不幸の最大化を実現するこの最近よく使われる炎上マーケティングは、自分的に好きになれません。


「他人のことはどうでもいい」「俺は金がほしい」「俺だけが儲かればいい」「俺の利益だ」という、ゴミ思想が根底にあるためです。


別に彼だけじゃありません。今の世の中みんなこれです。誠実な奴が社会にいません。まともな人間が平成社会にいないんです。


とりあえず、私は批判も非難もしませんし、バニラエアも事前連絡したら「障害者お断り」と答えるのはローコストオペレーションをしているので当然の事ですし、どうでもいい話です。


この前、不動産屋さんにアパート借りに行ったとき、「お前障害者だろこのゴミ。障害者に貸すアパートなんてねーんだよ、このクズが!!」と言われましたが(ゴミとまでは言われてないですがw)、


今後も偏見は続いて行くし、偏見ではなく実際に一部の障害者がクズなのは確かだし(もう、みんな分かったでしょ?)、仕方のない出来事だと思ってます。


偏見はなくなりません。実際にクズがいるのだから。それが、偏見がなくならない理由です。


一つ言えることは、「君子危うきに近寄らず」です。黙々と仕事をしましょう!他人を批判せず、己をストイックに律して、黙々と働いていきましょう。


他人に迷惑を掛けるなとは言わない。たまにだったら迷惑を掛けたっていい。体が不自由で、どうにもならないときだってあるのだから。だからこそ、社会の役に立つ障害者になりましょう。


私が言えることは、ただそれだけです。