障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

クリーンな政治家に大物政治家なんていない。政治家はカネにまみれたっていい。

よく日本では「政治とカネ」が問題視され、クリーンな政治家ほど良い政治家だという偏った世論が形成されています。

私はこの意見に大反対です。


☆☆☆


なぜ、大反対なのか?


その理由は政治家の仕事は「お金と切っても切れない仕事」だからです。


優れた政治家とはカネにまみれる政界において、どれほどの悪意に飲み込まれようとも初心に貫徹した大志を成し遂げる政治家のことであり、これこそが大物政治家というものだと考えています。


自分の成し遂げたいもののためなら金だろうが利権だろうがすべてを悪意に飲み込まれながらも、利用できるものはすべて利用する。これが大政治家であり大物政治家というものです。


昭和の大政治家田中角栄は日本全国に貧困をなくしたかったため、日本中に道路と電車と新幹線を作らせました。


これによって、地方に道路と線路と新幹線と高速道路を施設するという仕事が生まれ、地方にも膨大な量の仕事を生み出しました。


こんなの各業界団体の権益と利権とカネにまみれるのは当然であり、お金にクリーンな政治家では何ひとつ絶対に成し遂げることはできません。


利権にまみれながらも、日本列島全国各地、津々浦々のすべての地域に仕事を生み出すという政策を実現したのです。


私服を肥やそうがそれ以上に国民生活を豊かにできた政治家はすべからく偉大なる政治家です。


日本人は1円でも賄賂を受け取ったら政治家としては失格の烙印を押しますが、業界団体の賄賂を受け取らないで社会を豊かにすることなんて、現実的にはありえないんです。


民主党のようにクリーンな政治家を総理大臣にして原発を爆発させておいて後処理もできないで原発廃炉予算だけで国民負担が総額21兆円も支払うくらいだったら、悪に飲み込まれてでも、賄賂100億円受け取ってでも貧困に瀕した日本人を一人でも多く減らしたいという大志を成し遂げる実行力をもった悪意に満ち溢れた大政治家のほうが、私はずっと良い政治家だと思っています。


日本の年間予算は90兆円です。この予算を決めるのが衆議院議員の一番大きな仕事なんです。こんな大きな金額、賄賂や贈賄や利権にまみれないで執行できる訳無いじゃん。


10年で900兆円だよ。悪意に飲み込まれたっていい。私服を肥やしたって良い。それ以上に国民生活を豊かにしてくれれば、大政治家であり、偉大なる政治家なんです。


政治家がクリーンでいるということは、「何も仕事をしていない」ことと同義です。どうあったって、悪意に飲み込まれる。カネを欲しがる人間が年間予算の90兆円に群がってくるんです。


そいつらを全員仲間に引き入れてでも、成し遂げたいことを成し遂げる。国民を豊かにするというただそれだけの大儀のために悪にまみれる。これが大政治家という奴なんです。


目先のことを考えて、小額のはした金たかだか10億円をもらったでしょ?もらってないでしょ?とか、どーでもいいんです。


90兆円を無駄遣いをせず適切に支出してくれるのであれば、賄賂の100億や1,000億円をどこぞの政治家が受け取っていたって、その事実を私は喜んで受け入れます。


ベルリンの壁をぶっ壊しドイツを再統合させた大政治家ヘルムート・コール元ドイツ首相も政治献金闇金疑惑で30万マルクの罰金刑を受けていますが、彼が成し遂げた功績と比べたら30万マルクなんてそこらへんの石ころのようなものです。


ドイツが統合されることで経済的に発展できていなかった東ドイツの国民がどれだけ豊かになり、職を得られることができたのか。どれほどの国民を豊かにしてきたのか?


政治家でカネにまみれず仕事をすることなんて不可能なんです。だから大物政治家はいくら利権と権益と汚職と賄賂を貰ったっていいと考えます。


それ以上に己が最初に政治家を志した際の初心の大志を貫徹させ、「国民を豊かにする」というたった一つの大儀を成し遂げたのであれば、カネと悪意にまみれた政界において、歴史に名を刻む大物政治家であると言えるのです。


政治とはそういうものであり、1円でも賄賂を受け取ったら政治家失格なのではなく、議会制民主主義の力学である数の暴力(多数決)によって、カネにまみれながらも国民生活を豊かにしていく職業。それが政治家というものだと私は考えています。


あと政治家の不倫とかどーでもいいことです。3人4人の女性と付き合っていても、国を豊かにしてくれるのであれば、魅力的な人間に異性が群がってくるのは必然であり、仕方のないことです。


そんなのどうでもいいから、国会で与党の提出した政策の一覧の吟味でもマスコミは検証し、報道すべきです。