障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

文系大学卒より高専、工業高校卒のほうが就職に有利なのはなぜなのか?

文系大卒より高専、工業高校卒のほうが就職に有利なのは、モノを作っているか、作っていないかの違いです。

それはつまり富を生み出しているか、生み出していないかの違いです。
高専・工業高校を出た学生は工場内で勤務し、大量に製品を生み出しています。直接的に富を生み出し、社会を豊かにしています。


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文系大卒はホワイトカラーのサラリーマンになります。
職場は本社や事務所であり、直接的にお金を稼ぐ仕事ではありません。


偏差値の高い文系大卒は証券、コンサルティング、経営企画室、IR、財務部で働くため、仕組みを作り、社会を構築し、直接的に富を生み出す職業に就くことになります。


だけど、大半の文系大卒は総合職(要は雑用係)で事務が仕事のため、モノも仕組みも作らず、資料を作ったり会議したり、メールや電話で連絡を取り合ったりするのが主な仕事になります。


そのため、「富を生み出していない」のです。

工場でガンガンモノを生産してくれる高専・工業高校卒の生徒のほうが、その学生を人手の足りない工場で勤務させれば、戦力になり、売上が益々増加するため、高専・工業高校のほうが文系大卒より有利になります。


あなたはモノを作っている人ですか?
それとも仕組みを作っている人ですか?
なにも作っていない、特技のない、替えの利く雑用係の仕事をしている人ですか?


その差が所得と就職状況に直結しているのです。
いつの時代でも、何かを作れる熟練工は、仕事に困ることはありません。