障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

養分ビジネスは合理的だけど非人道的だね。

最近、ブログで「養分ビジネス」をしている人がおり、少し落ち込んでいます。


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養分ビジネスとは、自分に対してツイッターなどで批判してくる人のツイートや画像をキャプチャして、自分のブログに晒す行為のことです。


有名ブロガーになると何の云われもないのにツイッター上で「死んでしまえ!」とか酷い書き込みをしてくる人がいるため、養分ビジネスでそれをブログに晒し上げるのはある意味合理的です。


やられた分だけやり返しているため、合理性はあるものの、非人道的だと思っています。


私はツイッターで苦情を貰うことがありますが、特に無視したりブロックしたりして、その場を凌いでいます。


あまり嫌いな人間がいないのです。人間自体は耳が悪すぎて会話ができないため、好きではないですが、少なくとも自分は

人が悲しむようなことはしたくはないのです。


相手が嫌な思いをするのであれば、そういう行為は控えたいと考えています。


もちろん、ブロガーにとっての炎上とは歴史に爪跡を残そうとする行為のため、苦情が来てもそれ以上に知名度が上昇するため、炎上は利益にしかなりません


意識して炎上させるため、強い言葉、暴力的な言葉を使っているブロガーもいます。


たしかに、1万本くらい記事を書いても誰も読んでくれないのであれば、意味がありません。


騒いででも自分がここにいることを知ってもらえるのであれば、個人ブロガーの場合、炎上は知ってくれる人が激増するため、「好きの反対は無関心」と言うように、確実に利益になります。


それを知ってはいるけど、人としてまともに生きたいとも思っているため、私は自分を批判してくる人のツイートをブログに晒すような行為はしません。


哲学とは己の選択肢を奪う鉄の楔(くさび)を自分の体に打ち込み自戒する行為を言います。できることがたくさんあっても、敢えてそれをしないのです。


倫理的に受け付けられないため、批判者に対して養分ビジネスを私はしません。


酷いことを言われても、じっと黙って、無視し続けようと思っています。