障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

【人口多すぎ】東京は不味い店でも混雑する。

昨日、ネットで評判の高いラーメン屋へ行って来た。

5点満点で平均点が4点を越えてる高得点の店だったから美味いだろうと思い、行列に並んで食べてきた。


☆☆☆


暑い中、直射日光の当たる外で並ばされ汗だくになり、注文してラーメンを食べた。そしたら、とても不味かった。


汁は酸っぱく腐っているのではないか?と不安になった。そして、麺はコシがなく、ぬるぬるしていて食感も悪く、食欲もそそらなかった。


私は中盛りを頼んだので、とりあえず強引に胃のなかに入れてしまい、食べ終わるとすぐに店から出た。


外では行列がまだ続いており、7月の猛暑のなか、不味いラーメン屋なのに人だかりができていた。


東京は人が多すぎるのだ。お店も多いがそれ以上に人が多すぎるため、人口密度が高く、大した食べ物でなくても、知名度の高い店はすぐ人が殺到するのだ。


地方のゲームショップでファミコンクラシックミニが普通に売っているのに、また、任天堂のスイッチが普通に販売されているのに、東京の大手量販店では絶対に売っていないのだ。


ビックカメラヤマダ電機ヨドバシカメラもあれほど大きな店舗であるにも係わらず、東京ではゲーム機1つ購入することができないのである。

それは店舗の規模や入荷本数以上に人が多すぎるからだ。


人が多く、そしてラーメン屋も不味いのに、ラーメン1杯800円から1,000円もして、物価も高いのである。


それは土地代と固定資産税と人件費が高いためであり、食材にコストが掛けられている訳ではないのだ。


何をするにも人だかりができて並ばざるを得ず、時間をロストする。たかだか電車に乗るにもぎゅうぎゅう詰めにさせられる。


東京は仕事が多く、給料がよく、そして能力の高い労働者が沢山いるのは事実である。労働者として稼ぐなら東京が一番である。


だけど、商品を購入するなら、パン屋でもラーメン屋でもなんでもそうだが、東京より千葉や埼玉のほうが美味くて安いのだ。


それを知っている人がたくさんいるから千葉や埼玉に住んで、東京に電車通勤している人が多いのだ。


休日や会社からの帰りには、千葉や埼玉といった物価の安い、そして行列のできない美味い店で飯を食べる。


特に有名店は不味いのに知名度だけ高いから料金が高く、不味く、そして行列に並ばなければならない。


池袋のつけ麺「やすべえ」のように知名度がそれほど高くなくて、行列があんまり出来なくて、かなり美味い店もあるが、知名度が高い店は不味いという印象がある。


東京には、企業に雇われて全国各地からやってきた優秀な労働者と職場で競走し、スキルをメキメキとたたき上げられるというメリットがある。


ただし、ある程度以上のスキルがあり、もう一人で食べていけるのであれば、地方都市の安い家賃のマンションで一人で働いたほうが家賃は安いし、飯は美味いし、物価は安いし、行列は出来ないしで、メリットは極めて大きいと思っている。


そんな訳で私も月間アクセス数が3万程度の大台に達したら、地方に移住したいと考えている。


不味いのに料金が高くて、しかも行列に並ばなければいけない生活が嫌だからである。東京は何をするにも行列に並ばされる、その時間の浪費がもったいないのである。


北陸の回転寿司屋の様に行列に並ばなくても安くて死ぬほど美味い寿司をゆったりとした空間のなかで、食べたいのである。

ある程度以上のスキルまで達したら、もう東京に居る必要はないのだ。


そんなことをラーメン屋で超絶クソ不味いラーメンを食べながら、顧客満足度が低いのに人が多すぎて商売繁盛してしまっている現象を見ながら、ここは消費者側は不利な街なんだと考察したのである。


どこかへ移住したいと今、私は少し考えているのである。