障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

痴漢と冤罪とセルフ死刑の根本的原因について

ここ1ヶ月東京都内で痴漢したサラリーマンがその場で飛び降り自殺して、死んだ事件が2件起きました。

インターネット上では痴漢をしたサラリーマンを擁護する意見と、女性を擁護する意見で、2分しています。


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なかには、飛び降り自殺をすることで、また馬鹿が日本から1人減ったということで、セルフ自殺してくれて大歓迎!!などと極論を吐く人もいます。


日本人の所得が低下しているため、下品な馬鹿や威張り散らす人間が増えたことは、「瀕すれば鈍する」ですので、合理的ではあると言えます。


だけど、物事の本質が見えていないなと感じるため、痴漢と自殺、冤罪についての根本原因をここに書いてみようと思います。


以前も書いたのですが、そもそも満員電車という痴漢成功率が極めて高い密室空間をわざと作っているのはJRです。


ガラガラの電車で痴漢する男はいません。コンビニやスーパーや昼間の公園を歩いている若い女性を痴漢する男は、ほとんどいません。


夜道で痴漢成功率が高いような状況であれば、痴漢する男性は出てきますが、基本的にバレると損をするというインセンティブ(誘因)が働くため、痴漢成功率の低い場所で、男性は痴漢をしないのです。


そして満員電車という極めて痴漢成功率の高い(痴漢しやすい)空間をせっせと作っているのはJRであり、痴漢成功率の高い満員電車をJRが造っているのは、ガラガラの電車だと客が入らず、儲からないから、金にならないからです。


車両を増やして満員電車を解消することはできます。二階建て車両を建設して、満員電車を解消することもできます。


だけど、どちらもお金が掛るため作らず、満員電車という恐ろしく痴漢の成功し易い環境を作っているのはJRなのです。


満員電車内でぶつかったり転んだりしたことは自分もありますし、転んだときに女性の尻に手の甲が一瞬触れたことくらいなら私も1回くらいはたぶんあります。


そこで手を握られて「この人痴漢です」と言われたら、触れちまったんだから謝罪するしかないと思うし、慌てて逃げ出して自殺する人がいても、おかしくありません。


再発防止のため金をあまり掛けたくないJRは「痴漢は犯罪です!」というクソ安っちいポスターを貼ったり、啓蒙活動を行ったり、電車内に監視カメラを設置したりと、コスト削減活動をしています。


リニアモーターの開発費に8兆円も掛けているのにですよ?馬鹿らしい企業であり、愚かしい行為です。人が死んでいるのに。人命よりお金優先なんです。


本来なら二階建て車両を作ったり、車両を増設すれば問題は全て解決されます。だけど、それをやらない。痴漢が0になるのを知っていてもやらない。


なぜなら、金が掛るから。要するに、問題の本質は「カネ」です。


世の中の問題の本質の95%は「お金の問題」です。難民問題も年金問題GDPも国の借金も日本人サラリーマンの生産性の問題も、すべてカネが問題の本質です。


ガラガラの車両を作れば痴漢発生件数は0になります。だけど、それをやらない。新しく車両を製造すると金がたくさんかかり、JRの利益が減るからです。


くっだらない。JRが必要なカネを支払わないのが問題の本質であり、社会を不幸にしているのは、この場合に限っては、「企業の強欲さ」であると言えます。


人命よりもお金優先。実に、実に日本の東証一部企業らしいふるまいであると言えます。低俗な国の低民度な企業を代表する下劣な社会風俗であり、企業風土です。


人の命をなんだと思っているんだ。人の命は熱くて重い。重いんだよ。そう、考察せざるを得ません。