障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

資格試験に合格したときに貰った賞状は、すべて捨てました。

3年前に転職活動をしてたとき、卒業証書やら資格試験に合格したときに貰った合格証書をすべて捨ててしまいました。

自分が肩書きや見栄にすがって、自分に「実力」がないことを恥じたためです。


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20代の頃に資格試験を15個程度取得しました。


情報処理技術者試験や簿記やファイナンシャルプランナーやWordやExcelの資格試験に合格したのです。


だけど、その後転職に成功して給料が120万円増えたのですが、そのときの転職活動時に肩書きや資格試験の実績のすべてが役に立たなかったのです。


面接官からは「資格をいくつ持っているかではなく、いまの君に何ができるのですか?」と聞かれるのです。


中途採用は即戦力になるかならないかが重要であり、戦力にならないのであれば、いくら資格を沢山持っていても意味がないという対応を取られてしまうことを肌で感じました。


だから面接試験では、「私はこの資格を取得するためたくさん勉強しました」ではなく、「私はこのプログラムを書くことで貴社のアクセス数を70%は増やすことができます」と言うように伝えなければ、採用試験に落ちてしまうことを知ったのです。


何かができる人、即戦力で企業の求めるものを作れる人でないと、いくら資格を沢山持っていても平気で100社とか落ちてしまうため、「実力」以外何も必要とされないことを目の当たりにして、それまでの肩書きや実績はすべて捨てて、まっ白になろうと思ったのです。


それからは、資格試験に合格するのではなく、会社のサイトのアクセス数を増やしたり、入力フォームからの売上や問い合わせ件数を増やすためにプログラムやデザインを改良し、その実績を職務経歴書に詳細に執筆することで、転職に成功することができたのです。


だからいまは資格試験に合格したときの賞状が一枚も家にありません。それを心の支えにして実力を磨かなかった自分を恥じたため、すべて捨てたのです。


いまも、モノを生み出すという行為以外の何者も、私はしていません。


ブログ記事を書く。コンテンツを生み出すという行為以外の何者も私はしていないのです。


コンテンツ制作者に資格は不要であり、ほしいのはもっと沢山のコンテンツを作れる「実力」だけです。


日々仕事をしていて実力を磨くことと成果を叩き出すこと以外、何も考えなくなり、自分の肩書きや過去の資格取得の実績にまったく関心が持てなくなってしまったのです。


でも、これでいいと思っています。自分の特化した専門的スキルを、文章執筆能力を、これからも磨き上げて行きたいと考えており、その飽くなき向上心はとどまる事を知らないのです!


毎日高め続けて行きたいスキルであると考えています。