ブログ運営の記事で、「ブログは毎日更新すべき」という意見をよく見かけます。
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毎日更新し記事を書くことを習慣化させるのは大変良いことですが、自分的にはそれよりも大切だと思うことがあります。それは、下書きのストックを増やすことです。
なぜ、毎日更新しブログを書くことを習慣化させてしまうことよりも、下書き記事のストックを多く持っていたほうがいいのか?
その理由はサイト運営者の強迫観念にあります。毎日書くとブログを書くことが習慣になり、そんなに苦労しなくても1日1本程度なら楽に書けるようになります。
だけど、熱を出しているときや、落ち込んでいるとき、残業が終わって疲れているときにもその習慣を履行しようと努力すると、ブログを書くことが辛く感じてしまうのです。
そして辛かったり面倒くさかったりしているときに書いた記事は、大抵質が悪くなってしまい、良い文章が書けなくなってしまうのです。
自分が楽しんで書いた記事のほうが後で読み返してみても楽しく感じられるし、どちらかと言うと自信のある記事のほうがアクセス数が増える傾向があります。
辛いときや残業明けで記事更新して深夜になってしまうと、こんな辛い思いまでしてブログを書きたくないという感情が生まれてしまい、ブログの更新を辞めてしまうかもしれません。
ブログ運営において一番大切なことは、「継続すること」です。長く続けたくさんの記事を配信していけば、ゆるやかにアクセス数は増えていき、人気のブログにすることができます。
毎日更新することを義務付けると「書かなければいけない」という強迫観念が生まれ、文章の質が落ち、悪循環に入り込んでしまいます。
そうならないように、下書き記事を大量に作っておき、疲れているときでも下書きを推敲して5分でアップロードできる体制を作っておくことをおすすめします。
下書き記事を30本以上作っておくと、気持ちが楽になり「書かなければ」という強迫観念や不安感がなくなり、楽しんでブログを執筆することができます。
楽しんでブログを執筆していると文章にもその楽しさが乗ってくるため、良い文章が生まれやすくなります。
そうすると、その文章を読んだ読者がファンになってくれて、再度アクセスしてくれるようになるという善循環が生まれるのです。
1日や2日更新できなくても長く運営することが一番大切なことなので、落ち込まず淡々と下書き記事を大量に増やしていき、いつでもアップロードできる準備をしておくと、ブログ記事を書くことが楽しくなってきます。
精神的な余裕やゆとりが良い文章を作り出す下地となっているのです。
そのため、私は毎日更新することよりも、いつでもアップロードできる状態の下書き記事のストックを大量に持っておくことのほうが大切だと思っています。
長くブログを運営できるよう絶えず30本から60本の下書き記事のストックをいつも貯蔵しているのです。