グルメの記事は10分くらいで執筆した記事ですが、一般の記事の2,3倍はアクセスされます。
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ちょっと書いただけで、アクセス数が1記事あたりで週に5とか10くらいされます。
100本書けば週に500から1,000アクセス、1,000本書けば、週に5,000から10,000アクセスはされることになります。
実際は記事を増やせば増やすほどGoogleからの評価が高まるため、10,000どころか20,000か30,000はアクセスされることになります。
だけど、私はグルメ記事をあまり書きません。なぜ、書かないのか?
その理由は、このブログが障害者とその関係者を元気づけるために書かれたものだからです。
グルメの記事を書いて私の同胞の障害者が喜んでくれるならいくらでも書きますが、多分、グルメの記事では喜んでくれません。
障害を持つ子供を持った親御さんも、私がグルメの記事を書いたところで喜んでくれることはありません。
私が喜ばせたい、元気を与えたいのは障害者とその関係者です。あとは、社会科学と人文科学の知性が知りたい人。
それらの人たちとグルメは一切関係がないため、あまり書かないようにしてます。
ライブドアブログではアクセス解析ツールが少しあるため、Googleアナリティクスほどではないですがアクセス解析をすることができます。
それによるとグルメ関連記事を読んでくれた読者さんは、その後飽きて、このブログをもう二度と見てくれないことが分かります。
それに対して、障害者関連カテゴリーの記事を読んでくれた読者さんはその後も複数の記事を読んでくれたり、再訪問してくれたりとファンになってくれることがあります。
どうせならピンポイントで障害者と関わりを持っている人たちを元気付けたいのがブログの目的ですので、グルメの記事はメインで書くことはありません。
だけど、これからブログを始める方に、グルメ関連ブログはおすすめブログの一つであると言えます。
人はご飯を食べるとき、とても楽しみな気持ちになります。食事は人間にとって一種の娯楽でありエンターテイメントです。
今後もグルメや娯楽関連の市場は伸びていくはずです。100年前プロサッカーリーグでレアルマドリードの年間売上高が724億円になると誰が予想できたでしょうか。
これはミクロ経済学におけるスーパースター理論というものです。
バルセロナのスーパースターリオネル・メッシのお給料は4000万ユーロです。日本円にすると48億円です。一人のスポーツ選手がなんで年収48億円も貰えるのか?
それはメッシが替えの効かない選手だからです。彼の替えが効かず、唯一無二の選手だからです。
そして世界人口73億人全員が彼を見たいと願うためです。メッシの給料を世界人口一人当たりで負担すると
73億人÷48億円=1.52円
となり、テレビコマーシャルさえ見ていれば、メッシの給料はテレビでタダで見れるだけの格安のお給料となってしまいます。
だから有料放送のWOWWOWやスカパーだと、3,000円くらいでメッシを生で見ることができるのです。
一人当たりで割ると格安だけど、みんながメッシを見たいからこそそのお給料が実現できています。
たとえば私がサッカーの試合に出たとしても、見たいと思う人は家族の3人くらいです。
メッシは73億人が見たい!と思っていて、私のサッカーを見たい人は世界中でたったの3名しかいません。
替えが効かないから、お給料が天井知らずで伸びる。そして伸び続けても世界人口やサッカーの競技人口(2億5,000万人)で割ると、一人当たりの支払いは格安化されるのです。
レアルマドリードの売上高が724億円でも世界人口で割れば1人10円程度です。
このスーパースター理論を適用するには、スーパースターでなければなりません。
限られたスーパースターにだけ富が集中するのです。一流ではなく超一流の選手にだけ所得が天井知らずで上昇するメカニズムが発生しています。
一流の選手を見たい人は100万人くらいはいますが、世界人口73億人全員が見たいという超一流選手は、極めて数が少ないため所得が集中してしまうのです。
これ、職業関連におけるすべての職業で適用されます。
サッカー選手だけでなく、プロ野球選手、世界最高の外科医、ハッカー、画家、映画監督、経営者全員そうです。
超一流の労働者に富が集中するのはビル・ゲイツやザッカーバーグが巨万の富を持っていることからも分かると思います。
そしてブロガーもこれに適用されており、日本で1日あたり50アクセス以上あるブログは、なんとたったの2割しかいないのです。
みんな少し面白いブログを読みたいのではなく、超面白いブログを読みたいのです。よって、一部の超面白いブログにアクセスが集中します。
なので自分も障害者とその関係者に超面白いと思ってもらえるブログを書くために、グルメ関連の記事はあまり書かないことにしているのです。
労働者はすべからくどのような職業においても「替えの効かない人材」になるべきであり、東芝がもうすぐ倒産しそうだけど、理系の技術者と研究員は替えが効かないため職に困りません。
いつも起きているミクロ経済学の現象なのです。
シャープのときも理系の研究者と技術者は専門性が極めて高く替えの効かない人材だったため、職に困らず、大企業に入社してしまったばかりに何の専門性も磨くことができなかった文系総合職の人材だけが職に困ったというのも同じで、ミクロ経済学の現象です。
ミクロ経済学の理論どおりに世の中が動いている。社会科学を学ぶというのはこういうことなのです。
(おしまい)