ブログ運営を始めて5ヶ月が過ぎました。ライブドアブログで更新されていないブログを、たくさん見掛けてきました。
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なぜ、みんなライブドアブログの更新を辞めてしまうのか?その理由をここに書いてみたいと思います。
更新を止めてしまう最大の理由は、アクセスされないためです。つまり、自分が書いたものを誰も見てくれないためです。
では、なぜ、書いたものがアクセスされないのか?
その理由は、ライブドアブログの場合、ブログトップページからのアクセス流入が見込めないためです。
ライブドアブログのトップに掲載されているブログは有名ブロガーのブログだけであり、新しく開設した新人のブログは一切見てもらえない、リンクされていないためです。
ライブドアブログに限って言うと、アクセス数が多いブログか有名ブロガーが書いたブログでないと、アクセス流入はありません。
それは、知名度があるかないかが基準であり、本来、ブログにおいて最も大切な、文章力が高いか低いかは考慮されません。そのため、Googleなどの検索エンジンからの流入がメインになります。
その検索エンジンからのアクセス流入ですが、こちらは文章の「質より量」が重視されます。なので、最低でも150本は記事を書かないと、安定的にアクセスされることはありません。
SNSをやらず、知名度がなく、たくさん記事を書けない人たちが、途中でブログをあきらめてしまうのです。
だいたい9割の人が、ブログ運営を途中で辞めてしまいます。ライブドアブログで私の在籍している、「介護・福祉」カテゴリーには、現在291本のブログがあります。
そのなかで、1日10アクセス以上されているブログはたったの29本だけです。1割がアクセスされていて、残り9割がまったくアクセスされていない状態なのです。
運営側がこれを放置しているため、ブログを更新しても、誰も見に来てくれず、そのために途中で止めてしまうのです。
「はてなブログ」だったら、ブログ記事のなかに「森鴎外」とか「福沢諭吉」と書くだけで、はてなダイアリーの森鴎外ページからリンクを貼ってもらえるため、アクセス流入が見込めます。
だけど、ライブドアブログの場合、無名のブログはほぼ100%検索エンジンからのアクセス流入に頼る必要があるため、「質より量」が原則となり、質を重視した優良ブログが途中で挫折してしまうのです。
ライブドアブログも「文章力」で評価すれば、いまと順位がまったく変更されることになると思いますが、そのためには「読解力」というスキルが運営側になければいけません。
そして読解力をもった人間がほぼ皆無なことと、「アクセスの多いブログ=良いブログ」だと定義づけられているため、アクセスの多いブログだけをトップページで紹介しており、アクセス数のまるでない極上の文章力を有したブログという貴重なセグメントを掘り起こすことができないでいるのです。
機械(アルゴリズム)でできる楽な仕事を、運営側も必死になってやっているのです。
有名ブログの紹介ではなく、文章力に秀でた新人ブロガーを評価する仕組みを作っていないことが原因で、アクセスが流入せず、優れたブロガーがブログを途中で止めてしまうのです。
こういう、人にしかできないことを運営がやれば良いのに、手間と時間がかかるから誰もやらない。それがライブドアブログの問題点です。
私のブログはいま記事本数が300本近いので、文章力に関係なくアクセスされるようになりましたが、ほとんどのブロガーは300本も書けずにあきらめてしまうのです。
文章力の高いブログが途中であきらめてしまうことは、実にもったいない話です。
ここで重要なのは論理性であり、ネットで成功するには「目立つ」か「量を増やす」かのどちらかをやらなければいけないのです。
運営側も努力していないため、1本1本無名のブログを読み込むという手間のかかる仕事はしていません。アクセス上位に上がってきたブログだけを紹介しているだけです。
そのため、既得権をもった昔っからのブログには有利ですが、無名の新規ブロガーには、ライブドアブログは向いていないのです。
私は初心者ブロガーには「はてなブログ」をおすすめします。それは自分の語彙が潤沢であれば、それだけではてなダイアリーに登録され、アクセス流入が見込めるからです。
初心者ははてなでブログを書き、有名になったらまた、ライブドアブログへ戻ってきましょう。
文章力で勝負するブロガーには、それが一番の良策だと自分は考えているのです。