先月は5冊専門書を読んだ。一番面白かったのは森永卓郎さんの「消費税は下げられる!」だった。
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図書館へ返してしまったので、一番大事な部分を忘れないうちにと、昨日ツイッターに書き残した。
それをここに貼って置きます。
貼る前に会計学の初歩を3つ執筆します。書いておかないと理解不能になるからです。
一つは会計学における資産は財産のことであり、現預金及び現金化できるもののことです。
負債とは借金のことです。資本とは蓄えのことです。
二つめは資産引く負債が資本(蓄え)です。これは覚えましょう。計算式だとこうなる。
資産-負債=資本
具体例を挙げます。
ある家計で、負債が200万円あっても、資産が500万円あれば、資本は500万円引く200万円なので
300万円あることになります。
つまり負債だけでは家計も国も財政状態は分からないということです。
三つ目は資産が1,000万円あり負債が1,500万円ある場合資産引く負債はマイナス500万円になります。
この状態では自分の家や自動車や現預金すべてを売却しても負債である借金を返済できない状態と言えます。
この状態のことを「債務超過」と言います。
マイナス500万円の債務超過とは、資産を全部売却してもあと残り500万円の負債を返済できないってことです。
この状態になると企業はほぼ倒産します。
はい。それでは昨日ツイートした文章をここに貼ります。
あなたがたはこれで理解できるようになったからです。
■私が昨日したツイート
日本政府の借金は1100兆円。資産は700兆円。債務超過400兆円。で、日本銀行が購入した国債は400兆円。この400兆円は連結貸借対照表において借方貸方相殺されるから返さなくて良い。
— 盲ろう者クロス(ブログ執筆者) (@social11lcres) 2019年5月31日
つまりいまの日本政府は借金ゼロ。金利ほぼゼロなのも当たり前。 https://t.co/8NUdGlWWi4
財政ファイナンス理論は自分も間違ってると思う。だけど、これでインフレ・円安にならないってことは、円は異常に強いってことでもある。
— 盲ろう者クロス(ブログ執筆者) (@social11lcres) 2019年5月31日
日本銀行が国債買い漁ってるのに市場が反応しないのだから仕方ない。よっていまの日本政府は無借金状態。円高になるの当然。
国家が破綻するとか言ってる奴はヴァカだから。
— 盲ろう者クロス(ブログ執筆者) (@social11lcres) 2019年5月31日
全然破綻しないから。
借金ゼロなんだから当たり前。
— 盲ろう者クロス(ブログ執筆者) (@social11lcres) 2019年5月31日
他国の政府のほうが日本よりヘリコプターマネーを受け取っているってことだね。
— 盲ろう者クロス(ブログ執筆者) (@social11lcres) 2019年5月31日
要は、紙幣を刷ることで借金を返済している。通貨発行益を得ている。ズルしてるってことね。だから400兆円しかズルしてない日本円は強いってことよ。
会計学を理解してないマスコミが国の借金1,100兆円と言ってますが、あれは正しいです。
そして日本政府は資産が700兆円あります。
米国国債や特殊法人・独立行政法人の出資金及び剰余金などが預金残高として蓄えられています。
それが700兆円です。これらは民営化すれば現金化可能です。
資産700兆円、負債1,100兆円のため日本政府は債務超過400兆円です。
で、日本銀行は1年で80兆円ずつ国債を買っててそれが400兆円まで積み上がりました。
日本銀行は日本政府の連結子会社だから連結貸借対照表にすると、日本政府は400兆円日本銀行に借金してることになる。
簿記のルールだと貸方(右側)に400兆円と表記される。
日本銀行は紙幣を刷ってそのお金400兆円を日本政府に受け渡し、その分、日本国債という貸付金を日本政府から受け取っている。
貸付金は資産だから簿記のルールだと借方(左側)に400兆円と表記される。
連結貸借対照表にすると借方貸方両方に400兆円表記されるから、相殺されて借金はゼロになる。
つまりいま日本政府の連結貸借対照表は資産1,100兆円。負債も1,100兆円。
よって債務超過になっておらず、無借金状態であり世界で一番財政状態が健全な政府であり、そのため、金利も世界で一番低い。
金融市場がそれを理解しているため、金利が低くなっている。
(意味不明な人は簿記1級の連結決算の勉強をしましょう。私は1級持ってます。)
信頼できる機関が発行した借用証書が日本国債だから、世界で一番金利が低くなっている。
っていうのが「消費税は下げられる!」に書かれていて、実際に社会はそうなっていて驚きました。
信頼できない機関が発行した借用証書なら金利は高くなる。返してくれないリスクがあるからです。
サブプライムローンとかそれ。
低所得者向けのローンだからバックレる、返せない可能性を考慮して金利が高くなる。
で、実際に返せなくなってバブルが弾けたわけです。
逆に信頼できる大企業が銀行に借金する場合、金利は低くなる。
銀行が大企業を信頼しているから。返済するまでに倒産する可能性が極めて低い、というか、ほぼゼロであることを知っているからです。
じゃあなぜ日本政府と財務省は世界一金利の低い、超信頼されている日本国債を発行している機関なのに、国の借金は1,100兆円と不安を煽るのか?
それは歳出をもっと増やしたいからです。安定して税金を受け取りたいからです。
なぜなら、その金で天下り先の公益法人、特殊法人、独立行政法人をもっと増やして、大きな政府にしたいからです。
よって税金を多く国民から徴収したいから、安定財源として消費税を増税させたいのです。
無借金状態なのにね。ほんと国民は馬鹿だからいつも騙される。
会計学知らないんじゃね。仕方ない。お前たちが貧乏なのはお前たちが馬鹿だからなのだ。
金融市場関係者以外知らないのほんと笑える。馬鹿なんだよね-、日本人って。
もう終わってる民族だから仕方ない。
まあ、いつものことです。ヴァカは搾取されるのだ。ハッハッハ