障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

ゲームと社会衆愚の無知性化について

今日、政府日銀がアベノミクスによる量的緩和政策の修正を発表した。


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今後はゼロ金利政策と決別し、最後の貸し手となる日銀が金利を取ると発表したのである。

つまり今後は、銀行にお金を預けておくと、利息が増え、利子所得が入るということだ。


また、円を持つ投資家もドルに替えなくとも円で利子が入るため、日米金利格差が縮小され、円買いが入り今日1日で円が対ドルレートで4円も上昇した。

今後は、円高の恩恵を受け輸入穀物などの物価が安くなる。


利息も付くが、どれくらい金利が付くのかはまだわからない。

しかし円高物価安になり、日本人の生活水準が岸田総理の経済政策によって上昇することだけは確定した。


日本国民は円安物価高に岸田総理は何もしていないと、これまで批判してきた。

実際には1ドル148円から133円まで15円も円の価値を上げるために、機動的に2兆円単位で円買い行為を持続させた、超有能な総理を、彼らは批判した。


15円も円高にした歴代史上最高の総理を日本人は批判したのだ。

そして今日、日銀の利上げ政策によって、日経平均株価が669円下落した。

金利が上がると国民は利子所得を得られる。


銀行の収益源は利ざやであり、借りるときと貸すときの利幅が銀行の収益源であり、売上高となる。

つまり国民が銀行にお金を預け利息が付くということは、企業に貸し付けるときの金利もまたその分上昇するということだ。


よって、大企業のトヨタなりPanasonicなどが工場を建設する場合に銀行からお金を借りると、利息が今後多額に取られるということであり、それすなわち、企業収益が逼迫することを意味する。

それを見込んで、今日1日だけで日経平均株価が669円下落した。


マクロ経済学の参考書に書かれている通り、金利が上がると株価が下落する。

教科書通りに社会が動いたということだ。


ネットでは日経平均株価が下落した、岸田よ!どうしてくれるんだ。

と、(利息が付き今後国民は所得が増えるのに、銀行からお金を受け取れるのに、その金融政策を実施した)岸田総理を国民は批判した。


マクロ経済学を理解できない人たちの代表が我が国の国会議員であり、そのトップが内閣総理大臣である。

金利が上がれば批判し、金利が下がればまたはゼロ金利政策を持続させれば、円安物価高を放置している!岸田は何もしていない!


と批判する。どっちにしろ批判する。どっちの政策を行おうとも、何をしようとも批判する。泣き喚く。小学生かな。

マクロ経済学を理解していない無知性な農奴の群れの悲惨な衆愚的民衆の末路を私たちはいま目の当たりにしている。

もう無理だから放置の方向でいい。我が国の国民に岸田総理はもったいない。


さらに、今週、毎日新聞世論調査において彼の内閣支持率は25%まで下落した。

能力の低すぎる人たちに支持されないとはどういうことなのか。どんなゲームなのか。そういうことだ。彼は能力が高すぎる。


我が国にはもったいない総理である。あと1年持たないと思うが。

個人的に日本はあと30年衰退すると思う。自業自得である。仕方がない。諦めている。物事を判断できないのだから。


この国民にして岸田総理はマジでもったいない。弱い犬ほどよく吠える。

政治批判や政治家批判、政治談話をするのはすべからく低所得者か無職か暇人である。


優秀な人間は職場でも地域社会でも人から信頼され頼み事が多く、政治を語るほど暇ではない。

政治を語り始めたらおしまい。私は暇人です!周りに人がいません!と自己紹介してるようなものだ。ゲームのルールはいつも単純である。


ネットで騒いているのはほぼすべからく無職と低所得者である。

政治を語るとはそういうこと。マクロとミクロの違いを理解していない。ゲームのルールを理解していない。


金持ちにそんな暇はない。たとえばの話だ。

カタール・ワールドカップにおけるアベマテレビの1日の視聴者数は1,700万人である。


藤田晋社長は自社のサーバエンジニアを賞賛していたが、1,700万人がリアルタイムで一番重い「動画コンテンツ」を視聴し、サーバを落とさないためにどれだけのエンジニアが徹夜で働いたことか。

彼らは暇ではないのだ。優秀な人間は暇ではない。人から頼られる。仕事が多い。優秀なためだ。政治を語る暇なんてない。


金持ち側は吐くほど働く。政治を語る(暇人)ではないのである。

と、政治を語りながら言ってみたりする無職の目と耳失った障害者なのであった。当たってるね。我ながら。


政治を語るは恥ずかしい奴。または、暇なの?が個人的見解。

たまにまともなこと言ってる人も極僅かにいる。が、ほぼいないと考えてよい。プロスペクト理論。誤差の範囲。

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(おしまい)