障害者新聞

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岸田内閣の悪行一覧と、国民の反応について

2022年10月14日、岸田内閣の支持率が27.4%まで下落した。


☆☆☆


不支持率は43%であり、支持率を大幅に上回った(*出典1)。

ここで、この1年間岸田内閣が行った経済政策を見ていこう。


なぜならここまで内閣支持率が低下しているのだ。余程の悪行があるのだろう。

その検証をしていく。要は、岸田内閣の悪行一覧記事である。


■岸田内閣の悪政一覧


まず第1に、非正規社員を正社員に転換させ、労働者の格差を是正する優良企業に対して支援の充実と、キャリアアップ助成金(正社員転換コース)の創設を行った(*出典2)。

しかし、岸田内閣の功績をメディアは一切報道しなかったため、国民、主にネット民は「何もしてない」などとキレ始め、支持率は下落した。


第2に、労働者の学び直しを促進し、高賃金労働者になるためのスキルアップからキャリアアップまでを一貫して国が支援する制度を4,000億円も掛けて創設した。

すると、メディアは一切報道せず、これでは賃金が上がってしまうとのことから、ネット民がキレ始め(たぶん彼らは天才である)、支持率は下落した(*出典3*出典4)。


第3に、賃上げを行う企業への支援として、大企業及び中小企業で労働者の賃金を上昇させたところに対してそれぞれ30%、40%の税額控除を行い、労働者の賃金増を一気に促進させた所、メディアは一切報道せず、統一教会安倍総理国葬問題ばかりを連日取り上げ、ネット民は無事キレ始め、支持率は下落した(*出典5)。


第4に、年収800万円から1,000万円超の、全企業の0.7%を占める、SONYトヨタなどの優良大企業。

その潤沢な資金の保険組合の社員負担を増加させ、高齢者医療費への支出につなげ、一般国民へのこれ以上の増税をさせない仕組みの検討を岸田内閣が開始したところ、格差が是正されてしまうだろ!どうしてくれるんだ!と、主に貧乏人や、恩恵を受ける無職や低所得者層がネットでキレ始め、支持率は見事下落した(*出典6)。


第5に、2022年9月22日、岸田内閣は円安への対応として日銀に働きかけ、24年ぶりにドル売り円買いの為替介入を行った。

岸田内閣は2兆8,382億円もの巨額の介入を行い物価を安定させたのだ。

凄まじい金額である


すると1ドル145円80銭台から140円35銭まで、一気に5円45銭も円高になり、電気代からカップラーメン、ガソリン代に到るまで国内輸入品目の物価が一時的に安定した。

しかし、ネットでは、生活水準が上昇するだろ!早よ辞めろ!馬鹿なのか!と国民がキレ始め(どちらが馬鹿なのかイミフである)、ネット世論が形成され、支持率は下落した(*出典7)。


第6に、保険証を廃止しマイナンバーカード一に一本化させることで、将来的にマイナンバーカードと預金通帳を紐づけ、収入ゼロで資産1,000億円などの資産家に対する、10万円の一律給付や健康保険料の1割負担などの支援策の打ち切りを発表した。

知能の高い内閣である。


これらは、資産家や高齢富裕層など所得はないものの資産をたくさん保持している人のみの適度な負担増のため、格差を是正させる効果がある。

日本の金融資産1,700兆円の実に6割、1,000兆円を保持しているのは実は60歳以上の高齢者の方々だからだ。


内閣府この分析は正しい。

この20年で60歳以上の資産は500兆円から1,000兆円へと2倍になった。慧眼な知性である。貧乏なのは実は若者のほうなのだ。


(ちなみに、この資料は平成25年度版のものであり、令和4年における日本人の金融資産は2,000兆円を突破している。

実感がないのは一部の富裕層だけが保持しているためである。よって、少数の超富裕層から、相応に課税しようとしている岸田内閣の政策は凄まじく適切である。

日本人は金持ちである。一握りだけが溜め込んでいることを彼は知っているのだ。20年に一度の稀代の総理である)


18歳の時、中卒・高卒と東大の1年生では所得格差がほぼない。

しかしこれが65歳になると圧倒的に格差が開くのである。

お年寄りほど格差が大きく、ジニ係数が高く、そして日本のメディアは貧乏なお年寄りしか報道しないから、この国の金融資産の過半数、実に1,000兆円を持ちながら、病院へ行っても1割負担な超富裕層か存在し、よって、彼らから課税するという岸田総理の知性はまっとうであり、秀逸な税制対策である。


(しかしこの様な重要な政策の深部や、類稀なる論理性をメディアは報道していない)

さらに、この富裕層から課税したお金が子育てや、非正規の人のキャリアアップや賃金増、正社員化などの助成金に当てられ、国力が上昇する優れた税制でもある。


この様な背景からマイナンバーカードに一本化させると発表したところ、なぜか、ネットの無知な貧乏人たちが、私たちはさらに搾取されるのか、もう駄目だこの国は。

などと政策の恩恵を受ける貧乏人側がキレ始め(自分は得する側なのに、自分たちのための政策を批判するなどアホの極みである)、無事、支持率は凋落した(出典8)。

このときの匿名ネット空間の偏差値は実に20を下回っていた。仕方がない。


…こうして2022年10月14日現在、岸田内閣の支持率は27.4%まで下落した。

国民を豊かにする経済政策ばかりを、彼が行ったためだ。

個人的な感想としては、日本人って馬鹿なんじゃないの?または天才なのか、マゾなのか、そのいずれかである。たぶん天才。


いずれにしてもこの国民にして岸田総理はマジでもったいない。学力世界一のフィンランド辺りで働いた方が良い。

20年に一度の田中角栄と同じ保守本流出の超有能な総理である。優秀すぎるのだ。

富裕層側はいつもの国民の無知・無能っぷりに大喜びである(ここ30年間ずっとこれ)。


国民側の世論が(主にネット世論側が)極めて有害である。あと成果を出しても一切メディアが報道しないのが問題。

ヤバい国である。この民族はあまりに天才すぎる。日本人は貧しくなる天才。よって、馬鹿な私では彼らを理解できない。

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P.S.


10月14日(今日)2,000円寄付が入りました。

ありがとうございます。

この記事は有料で出そうかとも思いましたが、無料にしました。

寄付された方に感謝です!タダで読んでる人は体調崩しながらの長時間労働による記事なので、ラッキーです!寄付ありがとうございました。

(おしまい)