なんか今日起きてYou Tube見てたらドン引きしたわ。
ネット社会は実に不公平である。
☆☆☆
この岡山県倉敷市の素晴らしい旅行動画のアクセス数が1000ちょい。
こっちの一人当たりGDP(国民所得)世界一の国である、ルクセンブルク大公国旅行動画のアクセス数が9.3万。
編集能力・撮影能力・コンテクスト・動画のクオリティすべてにおいて前者のほうが1000倍は上回っている。
しかし後者のほうがアクセス数が69.2倍(9.3/0.1342=69.299)多い。
アクセス数と動画の秀逸さに相関性はない。一切ない。
一生懸命の努力とかネットでは無意味。
…と思えるが、一生懸命の努力の評価基準が実は違うのだ。
You Tube社は1本1本動画を人為的に映像を再生して評価していない。
すべてコンピューターに評価基準を任せている。
自動である。プログラムである。アルゴリズム(論理演算)が存在する。
自動販売機で150円入れて130円のジュースをあなたは買う。
すると自販機のなかにおっさんとかが入ってて、150円もらって130円のジュースを買うから20円お釣りを渡さなきゃ。
などとはならない。
事前にC言語でプログラムが書かれていて150円が投銭され130円のジュースのボタンが押されたら、20円のお釣りを落とせ。
という論理的プログラムが事前に書かれている。
炊飯ジャーも掃除機もエアコンもすべてそう。プログラム。
だから自動であり無人なのだ。自販機の中におっさんは入っていないのだ。
You Tubeの検索順位もそれである。
You Tubeの検索アルゴリズムは動画の優劣を理解できない。
そのため複数の評価基準で動画の秀逸さを判定している。
そのうち一番高い評価基準はいいね!の数でも登録者数でも再生数でもない。
何か?それは他のサイトも同じプログラムなのだが(みんなGoogleのマネしてる、ちな、You Tube社はGoogleの子会社)、彼らがもっとも評価する基準は、動画の投稿頻度なのである。
前者の動画を作ったリーマンさんは平日は仕事をなされており、副業としてユーチューバーをなさっておられる。
だから月一での動画アップがやっとである。
たまに仕事の多忙期では、半年以上動画を投稿しないときもある。
逆にルクセンブルク大公国に一人旅なされたシゲさんは、会社を辞めて専業ユーチューバーになった方である。
よって週1で動画をプラットフォーム(入れ物・この場合You Tube)にアップなされている。
週1でアップしている人のほうが月1でアップしてる人より高く評価され、同じ検索キーワード「一人旅」でも上位表示される。
よって、動画の秀逸さやクオリティより(ていうか、プログラムは人間より能力超低いから、動画のクオリティなんて判定できない)
投稿頻度で動画の検索上位を判定しているのである。
ネット社会はいつも不公平だ。
その人の懸命さ一生懸命さがいつも評価されない。台無しにする。
You Tube社が一番金を貰える行為とは何か。
しかし彼らは動画共有サイトという入れ物は作ったが、中身は1本も作っていない。
You Tube社の収益源は何か。
それは動画の前や途中に挟む広告収入である。広告収入で彼らは食っている。
動画1本しか存在しないときのYou Tube社の広告収入より、動画10本投稿されたときの同社の広告収入のほうが平均的に挟める広告本数が10倍になるため、売上も10倍になる。
彼らの売上はプラットフォーム(入れ物)内の動画本数に依存している。
入れ物内の動画本数が2倍になれば広告本数も売上も2倍になる。彼らの社内会議ではとにかくまずは動画本数だ。
動画本数を増やせば挟める広告本数もそれだけ倍増し売上に直結する。
動画本数のストックが減れば売上は減る。動画本数がゼロになったらわが社の売上はゼロになり、即日倒産する。
動画はまずクオリティより本数。投稿本数と頻度だ。
そういうこと。ヌルいゲーム。最大重要指標は動画本数。
だって広告単価×動画本数の合計がYou Tube社の売上なのだけど、動画のクオリティをアルゴリズム(論理演算)に依存してる同社の場合、品質を評価できないのだから、仕方がないのである。動画の品質を理解できるプログラムは存在しないため、投稿頻度で優劣を決めてると上に書いた通りである。
AIとか自動化とか昭和からある劣った技術だし、信号機とかここ50年変化ないし、ただのパターン化でしかなく、150円-130円程度しか論理を組めないのだ。ICT(情報通信技術)は、まだコンビニ店員も警備員も代替えできてない程度の人間以下の技術なのである。
人の脳のほうがずっと高性能。だから日本中にコンビニ店員という職業が存在するのだ。
2次元とかインターネットとかIT技術とか、全部リアル以下ですからね。人間以下。現実社会のほうが全てにおいて上。
よって、広告単価側はいまの技術では優劣決められないから、動画の品質理解できるコードなんて存在しないし、だから動画本数が最重要指標である。という会議をしているのである。
Google検索エンジンよりも人間のほうがずっと上だし、当たり前。
検索下位に良い記事あることだって多々あるし。ITなんて別に優れた技術じゃない。
アルゴリズムは文章内容も動画内容も理解評価できないからよく間違えるのである。
人に騙される、一部検索キーワードはアフィに汚染され広告だらけで中身空っぽのサイトが検索上位に来ることもかなりある。
ガンダムSEED DESTINYの主人公「シン・アスカ 評判」とかかなりひどいサイトしか上位に来ない。
上位は金儲けを狙った、ただのアフィサイト。中身はない。
しかしGoogleはこれを高く評価している。なぜなら人間以下だから。コンビニ店員以下の能力だから(コンビニ店員が能力低いと言っているわけではない。Google検索エンジンは最低賃金以下の仕事すらできないと言っている。コンビニのような複雑多密な仕事は絶対無理)。検索エンジンは眼視でチェック入れてないし入れられないし、文章内容理解できてない。
評判の良いサイトからの引用リンクが複数本あるとか数理モデルでしか評価してない。
その評判の良いサイトも同じ人が作ってて、悪意を持って中身空のサイトにリンク入れて、顧客流入させてる事実を機械は理解できない。
人間のサイト設計者にGoogle検索エンジンは常に負け続けているのである。
動画の可否なんて自分で動画見ればわかるけど、下の方にも結構良いのがある。
検索アルゴリズムは常に間違えを犯す。まがい物。粗悪品。最賃以下の仕事しかできない。それがインターネットを牛耳っているのである。
よって彼らにとって、彼らの利潤の最大化というゲームの目的に沿った、彼らの金を増やしてくれる、一番良いユーチューバーとは、現状どんな人種か?
それは高い頻度で動画をアップし、プラットフォーム内の動画本数を増やしてくれる(多くの動画に広告を挟め、金を大量にくれる)ユーチューバーに他ならない。
そういうこと。ちな、noteで毎日投稿すると、アクセス数が10倍になる。
毎日投稿だと記事のクオリティは格段に落ちるが、文章のクオリティを峻別できるプログラムなんてこの世に存在しないため、問題なく、よって更新頻度の多いユーザーの記事がおすすめ記事として紹介されまくるのである。
記事の質を低下させるとおすすめされる、それが一番note社の金になるためである。
毎日投稿した私のアクセス数も(そのときだけ)倍増する。よって毎日書かないとまた10分の1に落ちる。
そういうこと。ネットはサイト制作社側の金!金!金!で動き、金!金!金!で最適化されている。
そういうこと。なんです。ネットは努力を無視する場所。作り手の金欲しさが諸に出た場所。
下品な、品のないITエンジニアと株主と経営者だけが儲かる場所。
作り手の金欲しさとフルコミット(一体化)して8割程度に手を抜いて動画更新しまくってたほうがアクセス数も収益も増える。
ドン引き。ゲーム理論強すぎ。
ゲームのルールを知らないと悲惨。
ヌルいゲーム。クオリティ落としてたくさんアップするのがコンテンツ制作者側の金の最大化にもなる。ということ。
このゲームのルールだと粗悪品ばっか検索上位に来るため、全部8割以下の手を抜いた記事や動画ばっかだから、すべてにおいてリアルに負ける。
現実社会以下の空間。それがインターネット。
ヌルいゲームである。つか、世界中の有名ユーチューバーがパソコンのCドラに動画保存しといて1年くらいYou Tubeから動画全部削除するだけでYou Tube社は確実に潰れる。
人件費とサーバー維持費用という固定費を払えなくなるから。潰れる。
ただ知られてないだけ。虚構。空。強いように見えるだけ。ヌルゲー。
あんなサイトタダの空ですわ。すごいのはYou Tube社ではなくユーチューバー。
現状、ユーチューバー側がそれ気づいておらず、アカBANされ広告費ほとんど取られて毟(むし)られてるだけですわ。
だからヌルいゲームなのよ。眠い。ゲーム理論強すぎる。
下に貼った関連エントリーは100円とお高いので買う必要はないです。
ネットワーク外部性理論についてです。
もう少しYou Tube社について、最適化されたゲームのルールを、詳細に書いてます。
関連エントリー:人の選択肢を奪う最強最悪の理論、ネットワーク外部性理論と個人メディアについて