今日2,000円寄付してくれた人へ。
☆☆☆
はっきり言って金額が多すぎです。
2円くらいで良いですよ。いまマジで。
今月は税率9割なので、自分が受け取れる金額も200円くらいだし(生活保護者は稼いで生活保護を早く脱却しよう!とかまともなことを考えると、国にシバかれる)
何より3日も掛けて作ったあのアホみたいな記事が480円と大変クソお高い価格にしてますので、そっち買ってくれたほうが死ぬほどお得ですよ?
中身ヤバいし。
480円の記事3冊売れました。で、3人から好き(Twitterで言うところのいいね!)されました。
noteでは、売上が入りお金を受け取ると記事購入者のデバイスによって収益力が異なります。
スマホ決済だと通信事業者に支払う手数料も執筆者負担だから25%取られます。
PayPay決済だと17%。クレカだと15%。
100円の記事が1冊売れると、振込手数料以外に、それぞれ25円、17円、15円が手数料として自動で徴収されてます。
ソース↓
■ノートの決済別手数料
出典:(noteのよくある質問)
なので文章の書き手としては、寄付のほうが手数料0%だし、めっちゃお得ではあります。
だけど寄付だと恩返しできないというデメリットがあり、ただ金だけ受け取り恩義を返せないというデメリットのほうが、手数料をたくさん取られるという損失より、文章の書き手としては大きな損失だと感じます。
あと銀行振込だと、寄付をした人が振込手数料を支払うので、あまり良くないと考えています。
なので、できたら寄付より、より少額の金額で記事を買っていただけたらと常に思っています。
ちなみに100円の記事と200円の記事を主流にしてnoteを運営していますが、200円の記事より100円の記事のほうが2倍売れます。
そのため1記事あたりの利益はどちらも同じです。
(noteを始められる方がいるかもしれないと思い、書いています)
価格を10倍にすればすぐ生活保護を脱却できるけど、実はその仮説は間違いです。
人生はそううまくいきません。
なぜなら価格を上げると需要曲線が下降する(価格を上げると記事の買い手が減る、ほしがる人が減る)からです。
よって、価格を上げれば上げるほど売上部数は減ります。価値が変化してないのだから当たり前です。
逆に価格を下げると、200円の記事より100円の記事のが2倍売れるように、記事の売上本数は増えていき、いずれにしろ、売上高に変化はないのです。
経済学の教科書に載っているグラフの通りに人々は動きます。動いてます。
だから科学。社会科学(社会のなかにある規則性)な訳です。
よく新米のWebマーケターや、ていうか、ネットのインフルエンサーとか初心者が、もしアクセス数が10倍になったら売上も10倍になる。
アクセス数✕コンバージョン率=売上高なのだから、コンバージョン率が一定ならアクセス数が10倍になれば、売上高も10倍になる。
とか、フォロワー数が5倍になれば売上も5倍になる。
とか言うけど、実際にその仮説が適応されることはまずないです。ていうかゼロです。
なぜでしょうか?なぜアクセス数が10倍になったのに、売上は10倍にならないのでしょうか。
なぜなら、流入するセグメントによって、コンバージョン率は変化するからです。
そこら辺、引当金は積んでおいたほうが良いんです。
具体例を挙げると、たとえばウチのnoteのアクセス数が10倍になったとします。
するとnoteの売上も10倍になるでしょうか?
いいえ。なりません。幾らになるのかも、なってみなければ分かりません。
ある程度の仮説しか立てられません。
なぜか?なぜなら、それぞれの流入経路によってコンバージョン率が異なるからです。
いままでアクセス数が月2,000あって売上が1万円だったとしましょう。
内訳はこうです。
(中略:実際の数値ではありません)
■売上とアクセス数の内訳(月間)
この場合のコンバージョン率(成約率)の算定はこうなります。
■それぞれのコンバージョン率
ブログから流入した人のうち5%は記事を買ってくれる。
しかし、他のnoteからやってきた人は、ブログの記事をたくさん読んでいないため私の属性(どんな記事を書く人なのか)
をまだ認知していない人のため、アクセス数のうち1.875%の人にしか記事が売れません。
これでアクセス数が10倍になったとします。
その原因はnoteの運営がウチの記事を紹介したことによるものだったとしましょう。
その場合、こうなります。
■売上とアクセス数の内訳(月間アクセス数が10倍になったとき)
アクセス数は10倍になっても売上は4.36倍の4万3,600円にしかなりません。
大体こんな感じです。3万円から5万円のレンジに入るでしょう。
なぜアクセス数10倍になったのに、売上は10倍にならないのでしょうか。
なぜならコンバージョン率が流入経路によって異なるためです。
コンバージョン率の数値はこう変化します。
■アクセス数10倍時のコンバージョン率
- ブログからの流入:20記事÷400アクセス=5%
- noteの他のページからの流入:30記事÷1600アクセス=1.875%
- noteのおすすめ記事紹介ページからの流入:168記事÷18,000アクセス=0.933%
いままで通り既存の流入経路からのアクセス数は変わりません。
よってそれらのコンバージョン率と売上高も変化しません。
しかしnoteの運営事務局が紹介したおすすめ記事のリンクからのアクセス流入と、コンバージョン率という新しい流入経路が生まれます。
noteの他のページからの流入の半分の人が記事を買ってくれた場合、コンバージョン率は半分になり、全体としての売上高は4倍程度にしか増えません。
(4倍でも多い方です。大体3倍弱)
他者の文章を読んでて、もしフォロワー数が増えたら!とか、アクセス数が10倍になったら!とか軽々しく言う人がいますが(言って良いと思いますが)、その通りには社会は動きません。
仮説と反事実の検証は必須で、そしてまともなWebマーケターなら成果が出る前に大体どう数値が動くのかも分かるものです。
ネットで金稼いでて素晴らしいと思うことは、自分の実力が月間売上高として定量的に市場から伝達されることです。
会社では上位5%に入れば余裕で出世できる。
だからネットビジネス始めた頃は余裕やな!と、喜び勇んで参入するわけです。
で、ネットでビジネスやってると実際ネット民の平均的な知能は思い切り低いから、上位1%にはすぐ入れます。
1日16時間も働いてれば3ヶ月で上位1%以内に入れます。ほんとうです。
でも、そこで気づきます。
ネットは親の総取りだということに。上位0.01%に入らなければ生計は立てられないことに参入したあと気づくわけです。
会社のほうが、副業より本業のが余裕で金稼げるし、競争相手もぶっちぎりで少ないと、参入したあとに気づくわけです。
だから0.01%に入れる自信がない人は、会社で働いていたほうがお金は稼げます。
会社の会議で、もしアクセス数が10倍になったら我が社の売上も10倍になります!
とか言わないから。言ったら殴られるからw。白い目で見られるから。
会議室がシーンってなるから。そういうこと言うのはネットのなかの人たちだけです。
(平均的にネットの情報は質が悪いです。本屋さんのほうがクオリティー高いです。上司のアドバイスのほうがクオリティー超高いです)
コイツ駄目やな。ってなるから。正社員でこれはまずない。
ベンチャー企業で社長にこれ言ったらふつうにシバかれるから!w
ギャグでしか言ったことないけどね。アクセス10倍にしたから給料も10倍に増やせや!オラ!みたいなね。ええ…
倍数使う人いるけど、アクセス数10を100にするのは死ぬほど簡単なんですわ。
でも、1万を10万にするのは同じ倍率だけど、かなり難しい。だからギャグが成り立つ訳です。
まあそういうことです。
これもう少し詳細に書けば有料記事にできますが、2,000円も寄付していただいたので、暫くこのままにします。
データの流れとかやっぱり数学なわけで、何をやるにしろ、どんな専門性を磨くにしろ国語と数学は必須です。
ほんとそんな感じ。なんで社会は基礎素養を軽視するのか理解できない。
一番役に立つというか、一番使うのに。
あとネットもリアルも(特にネット民は)、自分を過大評価しすぎるきらいがある。
ほんっっっとこれ。
ネットで人生上手くいかねえ!ってボヤいてる人かなり多く見かけるけど、それってぶっちぎりであなたの実力不足が原因です。
朝3時まで会社で仕事したことないっしょ。本社ビルに閉じ込められたこともないでしょー。会社や上司にお前のスキルが必要だ。お前にしかできない仕事なんだ。頼む!残ってくれ!残業してくれ!
って言われたことないでしょ。定時で帰されるってそういうことですわ。
とりあえず吐けや。で、また働けや!ってな奴です。ええ…。そういうことやってると、自分の周り、全部魅力的な人間ばっかになります。
仕事のできる奴の周りには全員仕事のできる奴が集まります。これはマジ。
一生懸命働いてると周り全部魅力的な人ばかりになる。成果を出しまくれば遅かれ早かれそうなる。すると不平不満がなくなる。仕事が楽しくなるから、魅力的な人たちと仕事ができるようになるから。当たり前ではある。
不平不満を言うってことは、まだ自分に追い込み掛けてないってことであり、私は実力不足です!と言っているようなものです。
私の尊敬する上司は限界を越えてみろや!オラ!と根性論を仰ってましたが、あれはマジです。
参考書20冊30冊と読んでサイト作って行くと、昔の私はマジでカスやったなとなります。
そこら辺の感覚は早めにネジぶっ飛んでおいたほうが楽です。
上に行きたいなら遅かれ早かれそうなるから。
できる奴の周りは、不平不満を言わないできる奴が集まります。話が合うからです。意気投合するからです。みんな真面目だからです。
部長職の人間が一番話をするのは同じ部長職の人間だし、チーフが一番話しをするのは同じチーフか部長職の人間だってことです。
金持ちの周りはみんな金持ちだし、貧乏人の周りは(ネットとかそうだが)全員貧乏人です。
努力して自分が変われば、その自分と同じ人間が周りに集まってくる。ただそれだけのことです。
そんなお話でした。
寄付ありがとうございました!
(おしまい)
P.S.どうしてもタダで読ませろや!という方、無料の記事をマガジン化してますので、そちらをご覧になってください。
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