障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

The・Best版瞬殺で売れたので購入された方へ

障害者新聞のThe・Best版、半日しか経ってないのに、瞬殺で売れた。

売れるの早すぎる。


☆☆☆


まあ100円だし、100円以上価値ある記事だし当然だと思う。

売れた記事はこちらだ。


前に他の有料記事でも少し書いたのだけど、自分はネットオークションサイトでの商品の購入を絶対にしないようにしている。

なぜなら、みなさんノーベル経済学賞受賞者の、マイケル・スペンスのシグナリング理論を舐めすぎていると、考えるからだ。


これほどに使える理論はあまりない。たとえばの話だ。

企業の求人でこのような文面↓があった場合、経済学者または文学馬鹿は、何を考えるだろうか。

みなさんも考えてみてほしい。


■こういう求人

  • 未経験者歓迎
  • アットホームな職場です
  • 通期で募集してます!
  • ありがとうの気持ちを大切にする職場です

これらの宣伝文句は、全部ブラック企業に共通のシグナルである。

読解力馬鹿はこう解読する。


■読解後の文面

  • 未経験者歓迎(未経験者ができる低賃金な仕事しかない。たとえば理系の院卒を募集する上場企業は、SONYもパナも絶対にこの文面を書かない)
  • アットホームな職場です(技術情報を載せようにも載せられる技術がない)
  • 通期で募集してます!(通期で人が辞めていくから、通期で人を募集しなければならない。東証一部上場企業は絶対にこれをしない)
  • ありがとうの気持ちを大切にする職場です(他に売りがなく、同僚にありがとうと言えよ!と追い込みを掛ける、根性論の過酷な職場)

なわけです。

だからプロばっかりのネットオークションサイトを私は利用しないのだ。


なぜならプロの買い手は、プロの売り手から商品を買ったりしないからである。

プロの買い手は初心者から(その商品の価値が分からない素人から)商品を格安で買うのだ。


シグナリングで大体誰が何を考えているのかは読める。

これにインセンティブ理論を組み込めば、50手先くらいまで思考することが可能である。


精度も結構高い。

ヤバいパス(選択肢)を文学馬鹿や読解力フェチや経済学者は、未然に回避しているのだ。


ちなみに心理学者は相手の顔の表情、動き、仕草、声の高さまで情報としてシグナルを傍受し、インセンティブを組み上げ、その人の雰囲気、服装、佇まい、表情、文面などからも相手を見抜こうとする。

(私は心理学者じゃないからそこまでやってないが、コミュ力の高い人は洞察力が高いのである)


しかし自分でも文面を見ればだいたい分かる。

国語がどんだけ大切な学問なのかがわかる。社会に出てから非常に役立つ学問である。


で、話が脱線したが、そんなわけで一部の頭の良い人は、障害者新聞のThe・Best版の元記事をタダで読もうとするインセンティブ(動機)が働くわけだ。

しかし私は日常から経済学を使っているので、有料記事アップ前にこのブログにあった元記事を既に削除済みである。


厳密には下書き状態に戻してあるため、元記事は読めない。

たとえ100円でもお客様は大切なお客様です!損はさせたくないのだ。


今後は有料記事を作った場合、元記事は削除せず、有料記事の無料開放部分と同じ部分だけを表示させ、有料部分は削除する。

購入者に損はさせたくないから、元記事を削除するのである。今回の元記事も後々そうするつもりだ。


たった100円でもお金をいただいている以上、損が発生しないよう努力します。

100円以上の価値を常に提供いたします!

(おしまい)