障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

東京オリンピックの開催は日本人の民意である

東京オリンピック2020が開催された。


☆☆☆


開催に当たっては頭の悪いネット民がオリンピック反対!

と、小学生の様に喚き散らした。


私も東京在住のためふつうに反対だった。新コロの感染者が増え続けているためだ。

しかし、絶対にオリンピックは開催されると予測していた。

なぜか?


先月あった東京都の都議会議員選挙において、第一党(一番多く当選した政党)は自民党であった。

オリンピックを開催することを公約に掲げた政党が、一番多くの議席を獲得したのだ。


投票率42.39%だから無効だ?

そんな訳がない。無投票は白紙委任である。

オリンピック開催費用は全額負担するし、新コロで病床が溢れて自宅療養になって、いつ死んでも構わないという意思表示。それが白紙委任である。


要するに私たちは人間ですらない。選挙へ行かない代わりに、楽した代償として、人として見てもらわなくていい。と、都民の10人に6人が宣言した様なものなのだ。

当然、第一党になった自民党は、公約に掲げたオリンピック開催のために尽力なされた。

当たり前である。


公約に掲げた行為を有権者から評価され当選したのだから、オリンピック開催のために努力するのは当然のことである。

ただの初歩的な政治力学である。


今年7月18日、いまから1週間前は、兵庫県知事選挙の投票日であった。

当選したのは兵庫自民党と、大阪維新の会が推薦する斎藤元彦さんであった。


大阪ではイギリス株が蔓延した今年の春、1,200人もの死者が出た。

そのうちの900人は医療崩壊により人工呼吸器を取り外された高齢の方たちだった。


人工呼吸器と人工心肺装置が足りなかったため、お年寄りのそれを取り外し、若者に装着させたのだ。

肺が正常に酸素を取り込めない窒息死である。肺が機能しないから、息を吸っても吸っても呼吸できないのだ。みんな息止めて3分間くらい維持してみればいい。肺炎での死は、地獄の苦しみである。

大阪でトリアージ(命の選別)が行われたことは、京都大学の西浦教授がそう仰っている


人災で900人死んだ。

しかしその大阪維新の会が推薦なされた方が、今度は兵庫の知事として当選したのだ。投票率は41.10%である。痛い県である。


当たり前のことだが大阪維新の会は経済最優先であり(それが悪いわけじゃない、民意だ)、オリンピック推進派でもある。

民意は圧倒的なオリンピック支持である。世論とは、投票所に行った人たちの総意のことなのだ。


投票所へ行かない人を政治家は国民と見なさない。だからその地域の人間はすぐ死ぬ。

国民としてすら見てもらえない。常識。


関西では今後も経済を最優先しますので、人口密度の高い東京並に死者が出るでしょう、民意です。

東京も東京で昨年の都知事選でオリンピック反対派・廃止派は立候補しましたが、全員小池百合子都知事に敗北しています。


衆院選参院選も、オリンピックを推進してきた政府自民党が常に勝利を収めています。

前言った通り。この国を壊しているのは政治家ではありません。


国民です。いつものこと。選挙へ行かない無党派層がこの国の害悪であり、行政に保護されず死にまくってる人たちです。

毎回選挙へ行ってるお年寄りは既にワクチン接種を終えました。自業自得。いつものこと。

いま病院で肺が機能せず呼吸困難で死んでるのは選挙へ行ってない人です。いつものことです。

極めて知能が低い国です。そのような国にしたのは政治家ではなく、あなたがたです。いつものこと。


(おしまい)


P.S:7月23日に寄付が1,000円も入金されました。や、だから額が多いつーの!

行動経済学使っていると正直に書いたのだが。

その金額に負けぬよう良質な記事を書いていくため研鑽に励みます。

寄付ありがとうございました。感謝いたしております。

ありがとうございます。