生活保護者がお金を稼ぐと8割納税することが分かり、落ち込んでいた。
ここ2週間寝込んでいた。
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しかしネットは(少なくともウチのブログ近隣は)良い人ばかりで、年中寄付金が入ってくる。
5月30日には1,000円も寄附してくれる人がいた。
2,000アクセスに一人くらいだけど、最近金額が大きいです。
ありがとうございます。
あと、寄附の備考欄に、応援してます!とかブログ頑張ってください!
って書いてくれるの正直うれしいです。ありがとうです。
私は行動経済学のアンカリング(アンカリング理論)をあんまり使ってはいません。
それは寄附してくださる方に失礼だと思ったからです。
でも少しだけアンカリングしてます。10倍くらいです。
人間は商品を見たとき勝手に無意識のうちにプライジングしてます。
たとえば、エリエールのトイレットペーパー12ロール入りを350円と、無意識のうちにプライジング(値付け)していたとします。
それがスーパーで今日は特売日で、12ロール入りエリエールのトイレットペーパーが298円だったら、自宅のトイレットペーパーが切れていたならば、あなたは間違いなくその商品を購入しているはずです。
人間が商品を買うという行為は、自分が付けた価値>価格のときだけなのです。
プレイステーション3や4が発売されるとき、税引き前の価格がいつも39,800円です。
これだと年中馬鹿売れです。
プレステ5も一瞬で売り切れです。
しかしプレイステーション3は初期型がまったく売れませんでした。
価格は新品で6万2,790円だったためです。
この初期型だけがプレイステーション2も遊べる高性能な機種だったのですが
大勢のゲーマーはハードの価格を4万円程度と見込んでいたため、どれだけ高性能であっても、6万円を越える価格ではまったく売れなかったのです。
ある閾(しきい)値より下げてやるとバカ売れするのは、消費者が潜在的にプライジングした価格を下回ったから。
つまり価格を下げたことで価値が価格を上回ったから、大多数の消費者が出したプライジングを価格が下回ったとき、商品は馬鹿売れするわけです。
エアコンとかもそう。
69,800円じゃあんまり売れない。
でも59,800円や5万円を割る49,800円になると、性能が少し悪くても馬鹿売れする。
それは一般的な消費者がエアコンの価格を5万円とプライジングしているためです。
さてアンカリングです。
消費者は、寄付される方もそうだけど、彼らはアンカー(錨。いかりと読む)を探しています。
求めています。
私はブログのトップにこのブログに寄附したい人、という記事を書き、
そのなかで、寄付金を1円か2円くらいしてくれたら嬉しいです。
と書きました。
すると消費者は(というか読者の方々は)、この1円や2円をアンカー(目印)として、寄附の額を策定しました。
1円や2円寄附してね。
と書いていたとき、ウチのブログの平均寄附価格は10円でした。
そのため、アンカーの価格を私は替えました。
1円という言葉の隣に10円という言葉を置いたのです。
するとどうでしょう。
ウチの読者の方々は10円という価格をアンカーにしたのです。
そして平均寄附金額は大体100円になりました。
■ソース
1円寄附してくれと書いたら10円になる。
そのため10円程度寄附していただけたらと書いたのです。
そしたら、その10円を読者は基準(アンカー)として
100円程度寄附してくれる様になったわけです。
囮り広告とか全部これ。デジカメの保護フィルターとかも全部これ。
10万円のデジカメ買うとき液晶保護フィルターもセットで買いましょうとか、量販店の店員が言ってくるけど、価格は大体1,480円もする。
だけど、10万円のデジタル一眼レフカメラを買った消費者には、1,480円が激安に見えてしまう。
なぜなら10万円をアンカーにしているから。
その保護シールの製造原価がたとえ250円でも、余裕で1,480円を出す。
なぜなら10万円のデジタル一眼レフカメラの消費税1万円よりも安いから。
それはつまりアンカーとしての錨(いかり)が10万円だということを意味している。
セット販売とはそういうものです。ついでに買いましょう!
とか言うのはそれ。全部行動経済学。
みなさんは知ってるかどうか分からんけど、企業の上の奴らは、マジでアホほど頭が良いです。
直感や運ではなく全部理詰めで論理組んで経営しているのが、勉強すると手に取るように分かります。
社会が論理的でこのように規則性があるのは、上の奴らが経済学を悪用しているためです。
ただ最近寄附の額に1,000円が多い理由はわかりません。
たぶん記事の質が向上しているからだと思っております。
みなさんが思考してるより、経営者は50~60手先まで思考しています。
アンカリングもそうだけど、いま大ヒットしてるウマ娘の論理性には、当然のことながら行動経済学のサンクコストが使われていたりします。
サンクコストは機会費用の対義語で日本人が大好きなやつです。
たとえば、ブロガーやってる文系で、そこそこ収益入ってて、本当は理転してプログラマーやりたいのだけど
毎月文章執筆により収益が入ってきてしまうと、なかなか辞めることができません。
高い知力を持ち、適正として理系の数学大好き人間であったとしても
ブログの記事が2,000本くらいあって書いてしまうとお金が入ってきてしまうため
その仕事を途中で辞めてプログラミングの勉強に自分の時間を割くのは、なかなか難しいです。
ある程度成功していると尚更です。
ウマ娘のガチャを20万円引いて最強の馬を作ってしまい、ソーシャルゲーム
のため、世界順位が毎月ランキングされ、世界一位の馬を作ったとします。
ソシャゲを止めようにも周りのプレイヤーからもっと頑張ってください!
とか言われたり、自分が20万円もぶっ込んで作った最強のキャラを削除するのはもったいない。
辞めようにも途中ではもう辞められなくなる。
ほんとうは辞めたいのにそんな強キャラ作れるなんてすごいです!
なんて言われると、そのデータはただの0と1の信号の羅列なのに、辞められなくなってしまう。
もっと褒められたくてさらに金を大量に注ぎ込んでしまう。
だから30万40万とさらに多くの金をぶっ込むよう、辞めたくても中々辞められない作りをしてるんです。
それは偶然の作りではありません。論理が最初に組まれているんです。
ソーシャルゲームは行動経済学を悪用してるんですが、誰も気づいていません。
仕方ないです。
日本人は論文を読まないから。仕方ないです。
で、話脱線したけど、記事のタイトル通り、計量経済学を使って独身男性でも長生きする方法をnoteに書きました。
計量経済学の因果推論を使っています。
タダで他人の寿命を伸ばす方法を書くとかアホやなと思ってます。
が、まあいいです。
生活保護者は税率8割なのでどっちでも赤字というか、あんまり黒字化しないので、もうどうでもいいや。
と思い始めています。
仕方ないです。障害持ちになったのは自分の責任なのだから。