ブログ4年もやってるとアクセス数の増やし方を教えてください。
とか、お金の稼ぎ方を教えてください。
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とか言われたり、ツイッターでそれを見かけたりする。
私は理系の人間が言う宇宙論を結構信じているので、善行をすればそれが30年後くらいにいつか自分に返ってくるだろう。
と、愚かな打算をしている。
なので教えられるものは教えたりもしている。
自分が20代のときもそうだったのだが、人間はすぐ人に教わろうとする。
特に受講料が高ければ、それだけ質の高い技術を学べるものだと勘違いを起こす。
大学もそうで1年間で学費が100万円かかるのだが、文系はほぼ無意味である。
新卒のゴールデンチケットという社会慣行を行使できなければ
ハローワークの求人を見ればわかる通り、中途採用は高卒も大卒も、新卒は同じ給与からのスタートだ。
生まれてから一度も1円も金を稼いだことがない大学教授に学んだ知識を、金を稼ぐ集団である企業が評価するわけないのに、なぜ気づかないのか。
イミフである。
では、高卒のほうが良いのか？
と言われたら、はっきり言って大卒のほうが良い。
そもそも上場企業のPanasonicとか任天堂は高卒を募集していない。
どんなに優秀だろうが学歴がなければ入れない場所もあるのだ。
社会慣行とはそれだけ強烈なものであり、これが高卒と大卒の生涯年収1億円格差を生んでいる原因なのだ。
まあそれはいい。
ブログの書き方を教えてくれとかアクセス数の増やし方を教えてくれ。
という人は昔の私もそうだが、みな楽したいのだ。
楽して金を稼ぎたいのだ。
自分がやったことだが、本屋に売ってるブログとWebマーケティングの本を全部買ってすべて読めば
10万円とか20万円の講座を受講するより多くのスキルを学べるし、誰もそんな努力しないから、高度な技術を一人だけ学ぶことができる。
しかし、若い頃はそれに気づかなかったし、いまの若い人もたくさんの学費をかければそれだけ多くのことを学べる。
と信じている。果たしてそうだろうか。
イケダハヤトさんというとても優秀なブロガーがいた。
彼は高知県の山奥に移住し、一生懸命ブログを執筆なさっていた。
アフィリエイトで億単位の収入を得た頃、彼は弟子を募集していた。
その弟子が月間200万アクセスあった頃のイケダさんのブログを使って、3か月程度しかブログをやっていないのにブログ講座を始める。
と大々的に宣伝していた。
ブログ3か月しかやっていない人間が先生になって何を教えるのか？
と、当時の私は考察した。
ノーベル経済学賞を受賞したマイケル・スペンスのシグナリング理論を使えば、一瞬で氷解する事案である。
たとえば、もしあなたが東大を受験する場合、東大受験に3度失敗し4度目の受験に臨むベテラン受験生と、1回の受験で合格した現役東大生どちらからおすすめの問題集を教えてもらうだろうか。
また、1度の受験で司法試験に合格した弁護士と、3回受験して不合格になったベテランの浪人生、どちらからおすすめの参考書を聞くだろうか。
つまりはそういうことである。
ウチのブログに財テクとか投資とかの記事を書いてほしいという人がいるが、私は書かない。
なぜか？
なぜなら、破産して生活保護を受給している人間が書く投資の成功法則ほどクソな記事はないということを知っているからだ。
なんで破産した人の財テクの記事など読みたいのか。私には理解できない。
そんな記事は読者に対して不義理な行為だ。
だから書かない。
さて、ブログを3か月しかやってない人のブログ合宿だが、月間200万アクセスあった当時のイケダさんのブログで
大々的に受講者を募集していた。
受講者は募集していたんだけど、結果はなにも表示されなかった。
4年前10万円払ってブログ歴3か月の人間から教わった6名はいま何をしているのか？
それがこちらだ。
■これ
出典：はらですぎさんのブログ（https://www.haradesugi.com/entry/yanodaichi）
6名は合計で60万円も支払った。
そしてその6名はもうブログをやっていない。全員辞めてしまったのだ。
1円も稼げなかったからだ。
もう一度言う。
6名から合計60万円受け取って1円も稼げるようにならないという成果を上げたのだ。
これが日本の情報商材である。
低劣なブロガーやブログコンサルタントとかいう人たちはまずこう言うのだ。
ブログと言うものは、3か月でブロガーは3割辞めていき、半年で半分のブロガーがブログを辞めてしまう。
そして1年で1割しか残らない。などと言うのだ。
だから1年ブログを続ければライバルはほぼいないのです。とか小学2年生の算数のようなことを言うのだ。
日本では小学5年生で百分率（確率の初歩）を習う。
日本国内で運営されているブログの総数は1690万本である。
1年でライバルがほとんどいなくなる。
だそうで、1割しか残らないんだそうだ。その残った1割が1690万本のブログだ。
もしこの1690万本から1割しか残らなかったとしても、あなたがブログを始めて
1年経った時、ライバルは169万本のブログとなる。
Google検索で169万本中検索5位、最低でも10位に入らなければ、アクセス流入はしない。
169万人中10位以内が食べていけるブログである。意味わかりますか？
慶応や早稲田や国立大学の首席合格者よりも低い確率ですよ。
なんかツイッターとかSNSとか算数のできない奴が多くて怖い。
日本の情報商材は全部これです。全部嘘でありでたらめです。
仮想通貨のときも仮想通貨歴1か月で仮想通貨コンサルタントとか名乗っている人がいて、全員騙されててうわーって思ってた。
高額な講座や情報商材を得ればスキルが伸びるって？
違いますね。
スキルを伸ばしたいなら市場と向かい合うべきなんです。
Googleと、そしてSNSと。たくさん記事を書いて最低でも1000本は記事を書いて
色んな記事を書いて、市場からの反応を見て試行錯誤を繰り返すべきなんです。
そもそも、もし年間1億円稼げるスキルがあったとして（そんなものはないが）
それを10万円で教えるあほがいると思いますか？
いるわきゃねーだろ！！と、声を大にして言いたいです。
ウチのブログはいま1494本の記事がありますが、収入は先月2300円でした。
2月は110円でした。
169万本中10位以内に入るというのは、プロサッカー選手やプロ野球選手、または作家やアイドルより確率が低いんです。
ミクロ経済学の初歩理論を使うならば、誰にでも新規参入できる市場ほど競争相手が多い。
ということになります。
飲食業みたいに脱サラした人間が個人で参入できる市場は、それだけ競争相手が多い。
逆に医薬品だとか半導体だとかWindows OSの競合だとか、脱サラした人間じゃ絶対に作れない製品及びサービスほど
参入してくる企業はほぼいないため、武田薬品工業の社員の平均年収は1094万円
だし、アステラス製薬の社員の平均年収は1071万円になる。
結局のところ日本は学歴社会であり、それを途中で脱落すると競争相手がうようよいて過当競争に巻き込まれる。
逆に、途中で脱落せず、高偏差値大学、大企業へと行くと高収入になるわけです。
なぜなら途中でほとんどの学生が、学校の勉強など何の役に立つのだ！とか自分に言い訳をして、途中で脱落してくれるからです。
いいですか？
世の中に上手い話なんてありません。
一つだけ上手い話があるとすれば、良い学校、良い大学と真面目に勉強をして
年功序列で出世しなくても勤務年数に応じて、最低でも年収1500万円まで行くNHKに入社することです。
ソース↓
■NHKは何もしなくてもエスカレーターで年収1500万円まで行く
出典：マイニュースJapan（http://www.mynewsjapan.com/reports/2502）
NHKは受信料を低賃金ブラック企業に外注させてますし、税金を毎年受け取ってるから、金がじゃぶじゃぶ入ってきていて金余りです。
一生安泰です。
既得権益職が一番の上手い話です。
日本の情報商材はすべて詐欺ですし、ネットビジネスよりも大企業に入社したほうが高収入を得れるし、大企業人事部は大学で一生懸命勉強した真面目な学生を採るため、
実は学部内格差が一番大きいことをほとんどの人間は知りません。
国立大学の情報工学部の首席はGoogle行くけど、一番成績の良くない人間は、中小企業のシステム課へ行きますので生涯年収は10倍以上に開きます。
下手すると100倍以上開きます。ストックオプションもらってたりするとね。
しかし親はあほだから大学さえ行っときゃ後はどうにでもなるだろうと、大学入学が一番の競争の始まりなのに、それ知らないで、学生も知らないで、アルバイトに精を出す。
まあ、そういうことです。
そして金持ち職業である医者や弁護士になるときの競争倍率よりもブロガーで食べていけるようになる競争倍率のほうがずっと高いことも、頭に入れておきましょう。
ユーチューバーも同じです。
ブロガーよりは倍率低いので10万人に一人が食べていけるとすれば、9万9999人が敗北者でニートになります。
学歴社会では、途中で脱落した過半数がブロガーやユーチューバーになります。
世の中は無情ですねー。ええ…。一番大切なことは誰も親切に教えてくれないのだから。
目と耳失った私に教えてもらうとか人生は非情ですね。
P．S．：3月27日に100円寄付してくださった方、ありがとうございます。
先月は5000アクセスでしたので1250アクセスに1人の割合で寄付していただきました。
こんな感じで良いと思っています。大変に感謝しております。
